非常事態の牛ひきハヤシライス
昨日はちょっと多分気持ち的に病みかけていて、これは発散しておいた方がいいなという判断で家で撮り溜めた写真だけをアップしたんですけど。
読んでくれたnoteの世界の方々、あたたかいコメントをくださったりエア心配してくださったり、ありがとうございます。
俺🐶も私も生きてます。
今日もけたたましい緊急アラートで起こされた。
世間と隔離されて生きてる身、なにもないよりはあったほうがいい。ありがたい。
外はずっと雨降りで、たまに雷も鳴って雹らしきものも打ち付ける。
犬ヒトともに雷が本当に嫌いなので、俺確保からのギュっと抱きしめ攻撃からの我両耳爆音イヤホンで乗り切る。
雨戸もなにもかも閉め切って家の中にいると、曜日感覚も時間感覚もなくなる。コロナのときのコンフィヌモン(外出制限)とはまた違うよね。今そこにある危険。
「うちは水害の被害ないからラッキーイエーイ!!」とかいって、家で歌って踊っていられればいいものの、残念ながらそういう性格でもない。
良くも悪くも、想像力が豊かというか妄想癖が強いというか。
週末のマルシェで会う、自宅の庭で育てた野菜を格安で売ってくれている名前も知らない老夫婦とか、いつも豚挽きを買うお肉屋さんとか、土曜日のマルシェでお目見えするマダムクレソンとか。財布に入ってたレシートから場所を特定して、あーこれたぶん浸水してるわとか追跡して鬱になる。追跡隊やめれ本当!
ずっと流し見しているニュースでは、うちから10km圏内にある牧場の羊、水害のせいで住むとこないんだってよ。もう泣いちゃう。
手狭だけどうちの庭きなよ。白い俺がまってるよ・・・🐩
こんなことに考えを巡らせていたら、日々のルーティンとかやらなきゃいけないこととかあるのに何もやる気が起きない。結果、ソファに寝転がっていて時間がすぎる。性格ほぼ真反対なOtto氏がいればいいんだけど、ヒトひとりなもんでどうにもこうにも。
ニュースではそれに輪をかけて、5万回くらいきいたパドカレ洪水の話題のあと、間髪入れず流されるのは、ガザ・イスラエルのこととか今週末パリで予定されている反ユダヤ主義への抗議デモに関することとか。人間の力ではどうにもできない自然災害と、人間が生み出した人的災害が交互に繰り返し流されて、やるせない気持ちになってますます鬱。なんなのこの世の中。人間なんなの。円安嘆いてる場合じゃないし。
・・・とはいっても1ユーロ161円はなんとかなりません?切実。
我気象予報士なのか?ってくらい天気図とにらめっこしていたここ数日。
ようやく今日の夕方、雨がピタっと止んだ。一瞬の晴れ間にむせび泣く。
ルーティンもできないので、創造的なこともいわんや。
料理とか編み物とかもする気力が起きない廃人生活を送っていたけど、雨が止んだら気持ちも上向きになってきた。家にあるものでなんとか作ろうよ。
冷凍庫の肉とありものの野菜などでできるもの・・・カレーかハヤシライスか!ただし勿論ルーなしが条件。
この三越伊勢丹のレシピをベースに、なんちゃってハヤシライス的なものを作ってみようか。ただし代替品多め。
その後、鍋で米を炊いて、カレーの要領でよそう。
嵐の前にイタリアンパセリを仕入れていたので採用したのだけど、散らすとかいうレベルじゃないなこの盛り付け。
このなんちゃってハヤシ、テンションぶち上がって当日note書こうというモチベーションが起こるくらいには美味しかった。
結局のところ、天気よければ気力も蘇る。そんな単純な人間なのだなと思う次第。
何かを作ることは生きる気力になるんだね、やっぱり。
Otto氏ちゃんと戻ってくんのかなー。
もれなく1日寝かせたハヤシライスが待ってるよ(ハート)