秋旅2022 ストックホルム 駆け抜けてアート
俺🐶のいない旅の醍醐味とは
2泊3日の北欧スウェーデンの旅、アート編。これまでの旅記録はこちらにて↓
飛行機の乗り換えが多いのとホテルがペットNGなので、最愛なる俺🐶は義母宅でお留守番。義母宅にいるBIGなマルチーズSUSHI(呼び名:おスッシー)とともに、毎日5kmくらい散歩して親交を深めていた模様。
旅先でも犬をみては俺を思い出し俺ロスを加速させていたわけだが、嘆いても仕方ない。俺がいないからこそできるアクティビティを!ということで、この街のアートを堪能することにした。フランスでもそうだけど、犬はブティックでもレストランでも大抵どこでも入れるのに対し、美術館はさすがにNGなのである。
物価の高い国ではあるけれど、パブリックな美術館はほぼ無料。こういうところが優しい。。
ということで、滞在2日目、午後から夜にかけて無料美術館を3軒ハシゴしてみた。
スウェーデン国立美術館
新しい綺麗な建物。2018年に改装オープンしたばかりの模様。
結構なボリュームの展示。
これ、無料で観せてもらっていいの??
ストックホルム近代美術館
別のサイトではこのように。スウェーデンで最も訪館者が多いんですって。
ここはミュージアムショップも魅力。
Medelhavsmuseet(考古学博物館)
ホテルまで徒歩にて戻りける途中、市内中心部でたまたま通りかかったMedelhavsmuseet。考古学博物館とグーグルでは訳されている。Otto氏が疲労の限界だったので、頼み込んでさくっと回らせてもらう。
ザ・考古学という感じの展示品がならび、なかなかの迫力だったので、写真でお楽しみくだせえ。
閉館前で滞在時間10分くらいだったけれども、最後にインパクト抜群。
地下鉄アートを駆けめぐる
美術館アートのほかに、どうしても観てみたいものがあった。
それが、ストックホルムの地下鉄アートプロジェクトなるもの。1950年代にはじまり、およそ100の駅で110kmに及びアートが生み出され、「世界でもっとも長いアートギャラリー」などと呼ばれているそうな。
美術館もいいけれど、こういう日常生活に根ざしたアートにはもっぱら興味津々。全部の駅を巡りたいくらいだけど時間がない。さらに、ストックホルムは地下鉄のチケットが初乗りチケット500円くらいと恐ろしく高い。だから全て徒歩で観光をしているわけだが、このチケット、買ってからは75分有効で乗り降り自由とのこと。よし、チケット1枚で回れるところだけ回ってみよう。
同じことを考える同志はいるものだ。上のmapはここのページで発見した、「75分でこう乗り降りしたらメインどころを回れるぜmap」。こちらを参考にしつつ、我々はホテルの最寄り、Fridhemsplan(地図の④)からのスタートで可能な限り回ることにチャレンジ!
なお、Otto氏はこういったものに興味があまりないため、途中不機嫌になりながらも付き合ってくれた。どこまでも振り回し系妻である。反省。
①Thorildsplan
ホーム反対側にやってくる電車がくるまで3分。ダッシュしながら写真をとる。Otto氏静観。
②Odenplan
急いではいるが、すでにスタートから30分に差し掛かろうとしている。意外に移動に時間がかかる。
③Stadion
ここは圧巻のレインボーが待ち構えてくれていた。
T-Centralen
中央駅。ここも北欧っぽくて見どころ多し。
④Radhuset
残り20分くらいしかなくて、ラスト2駅に的をしぼる。
ここも迫力満点!
⑤Kungstradgarden
この駅、前日に下見をしようと改札前まで行った際、現地の方がわざわざ英語で「ここの駅ナカは超ビューティフルだよ」と教えてくれていた。だから絶対に訪れたくて、残り時間ラスト3分ですべりこみセーフ。
Otto氏の氷点下に冷め切った視線を華麗にスルーし、ワタシヤリキッタ感満載でほくほく。
パリのメトロの駅にもいくつかこういうアートがみられるけれど、なんといっても規模感が違う。あと(電車含め)清潔さと。各々の良さはあれど、日常生活がアートで囲まれるこういう街って住んでて楽しいだろうなあと、ますます好感度が上がるのであった。