人生初❗️まつげパーマ。
生まれて初めて、まつげパーマをしてきた。
「終わりました。目を開けてください」
1時間近くも目を閉じていたのだ。
照明の眩しさに目を凝らしながら、ゆっくりと目を開けた。そして、目をぱちぱちさせながら、辺りを見回した。
パーマをかけてもらっている間、目を閉じているので寝てるのも同然だった。
夢の中と現実を、行ったり来たりしていた。
心なしかスッキリしたような感覚を覚えたが、まだ、ぼーっとしていた。
「鏡持ってもらっていいですか?」
「あ、わかりました」
人生初のまつげパーマ。どうなるんだろうか。
少しドキドキしながら、寝ぼけ眼で鏡をみた。
「わはははははは!すごい!」
綺麗に一本ずつが、柔らかくカールしていた。
つけまつげのように、綺麗にのびていた。
寝ても覚めてもこれって最強すぎる。
美しさの感動を飛び越えて、思わず大笑いしてしまった。
私にはマツパのインパクトが大きすぎたようだ。
第一声が大笑いで、店員さんも驚いただろう。
「どうですか?大丈夫そうですか?」
と心配そうな声で聞かれた。
「あ、すいません…全然大丈夫です。すごく綺麗ですね」
と慌てて付け加えた。
「良かったです。一回マツパしたらもう戻れないですよっ」
と嬉しそうな声で店員さんが言った。
それを聞いて、確信したのか、来月もサロンを予約する自分がすぐに目に浮かんだ。
「ありがとうございましたー」
マツパに感動しながら、サロンを後にした。
駅までの道中も、人の目が向けられている気がした(あくまでそんな気がしただけ)。
駅へ着いて、スマホの内カメで、改めて自分の顔を見つめた。
「すごいな…」
電車が来るまで、美しくカールされたまつげ一本一本を、しばらく眺めていた。
こんなにまじまじと自分の顔を見つめたのは、初めてつけまつげをつけた時以来だろう。
初めてのマツパ、とても刺激的な経験になった。
次は流し目風にしてもらおう、と心に決めた。
ここまで読んでくれてありがとう🙏
記録として。📸👇