余計な葛藤

2023年の振り返りをしてみようかなと思う。

今年は変化の多い年だった。
浪人生から大学生となり、高校生や浪人生の時とは結構違った生活が始まった。まさか行くとは思っていなかった大学に入学した。合格して入学が決まるまでキャンパスがどこにあるのか知らなかった。結果的に今の大学に進学して良かったと心から思っている。正直、前期はつらかったな。

4月

入学してすぐに周りの人が1個下ということを気にし始めてしまった。入学式で5人の友達ができた。うれしいという気持ちはほんの一瞬で、後輩と一緒にいる気分になってしまい、ものすごく居心地が悪く感じてしまった。もちろんその5人に悪いところは一つもない。浪人を決めたのは私自身だし、大学に入学したら周りがほとんど1個下になるだろうということくらいわかっていた。周りを気にしてしまうという性格と大人数が苦手というのもあるせいか、今すぐにでも一人になりたいと思う瞬間が何度もあった。

授業開始の1週目の木曜日から6人（私含めて）で行動するようになった。その中で知っているのは2人だけだった。でもすぐに話したことのなかった3人と仲良くなった。空きコマにカフェにも行った。すっごく楽しかった。入学してすぐにこんなに友達ができるとは思わなかった。嬉しかった。
金曜日も6人で行動を共にしていた。授業を一緒に受けた。
でも心のどこかでは、みんな年下、私が浪人生だと知ったらみんなはどう思うのかなと考えてしまった。

あまりに悩みすぎてどのような気持ちで土日を過ごしたかは覚えていないが、何かを心に決めていた。

2週目の月曜日と火曜日。
両方とも1コマしかなかったので一人で受けて帰った。

水曜日
2コマあった。私以外の5人は近くに座っていたが、私はわざと近寄らなかった。その子たちを通り過ぎて行った。なんでかはわからない。でもその時のつらさが消えてくれるなら、そんな行動をしても良いと思っていた。

集団から抜けたことで気持ちが楽になった。

人にどう思われているのか考えなくてもいいい

その気持ちが大きかった。

四月の終わりに偶然6人のうちの1人と話す機会があった。
集団を抜けた私は申し訳ないと思いつつも、もう一度話せたことが嬉しかった。その友人とはサークルのイベントの帰りに渋谷を観光した。渋谷が初めてだったらしい。その友人に、最近授業受けてる？と聞かれ、集団が苦手だということや、浪人していて・・・といったようなことを打ち明けた。

バイトを始めた

5月

とある実習が始まった。
そこでは割と想定外のことが起こった。
正直今でもそれを引きずっているが、それは私の気持ちの問題なので内容は割愛しておく。卒業するときくらいに書きたいな。

バイトに少し慣れてきた。
とある派遣先にゴールデンウイークの最終日に入ってしまった。最終日なのでみんなピリピリしていた。怖かった。今まで言っていたところよりも厳しくて二度と入るもんかと思った。
でも今ではその現場が一番居心地が良いと感じてしまっている、こんなこともあるんだなって。

6月

あるところに行き始めた。新しい出会いがたくさんあった。友達もできた。自分が居たい場所はここだと思えた。

7月

初めての大学の中間テスト。理系の大変さを感じた。成績は散々だったが、伸びしろがある、まだできるってことだと自分に言い聞かせてた。
noteを始めた。

8月

ここから夏休みに入る。
最近知り合った人とご飯に行った。
バイト先で友達ができた。だんだんバイトが楽しくなった。
親友と旅行に行った。私だけコロナを連れて帰ってきた。つらかった…

9月

夏休みが長すぎると感じてきた。
大好きな海外ドラマをひたすら見続けた。多分この夏休み期間で相当リスニング力ついていると思う。
バイトでさらに友達ができた。
不安の中後期が始まった。

10月

前期は特に関わりがなかった子と話すようになった。名前を知っている程度だった。授業を一緒に受けるようになった。
実験が始まった。理系だから当たり前だけど少しストレスの多い日々が続くようになった。

11月

日記を見る限り毎日レポートで絶望している（笑）

バイトでまた一人友達ができた。

12月

今年一番いろんなことをした。
失敗したこともたくさんあったが、挑戦する大切さがわかるようになった。

出費が多くてびくっりした。
全て自分へのご褒美。

そんなこんなが私の一年（1－3月省略）。
振り返ってみて一番印象に残っているのは4月。相手を深読みしてしまう自分の性格に何度も嫌気がさした。どういう感情で大学に行くべきなのかわからなかった。誰と話していてもあの場にいる自分を受け入れることができなかった。
でも今思うのは、浪人生だろうが現役生だろうがそんなのどうでもいいってこと。生まれが数か月違うだけでそこに大した差なんてできない。多分別に誰も気にしていない。私だったら気にしない。まあそれは私がそういう経験をしてきたからそのように思えるのかもしれない。

未だに年齢を答えると2年生？と聞かれる瞬間が気まずいと思ってしまう。
でも堂々と1年生ですって答えられるようになったのは私なりの成長だ。

こんな風に思ってしまうのは私だけかもしれないが、もし同じ気持ちを抱えている人がいるのであれば、このnoteを読んでほしい。
こんなやつもいるんだよーってこと

読んでくださってありがとうございます。
本当に興味本位で始めて、記録に残せたらいいなぐらいの気持ちで投稿していたので、読んでくださっている方がいらっしゃるということに驚きです。来年は更新頻度を増やしたいです。
よいお年を。

リン