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養生食201111(vegan)

つくりおきとともに、5分くらいで拵えた晩ご飯。

・カレーあんかけ(おでんリメイク)(醤油、ソース)
・おかず盛り合わせ
・炒り豆腐(塩)
・ししとうの胡麻油炒め
・ごはん 白米、玄米、もち麦、ビタバァレ

-追加-
・さつまいもゴマ炒め(醤油)
・れんこんと人参のきんぴら(みりん、醤油) ※母作

母と買い物に出かけたため、夕方の台所は混み合う。
昨日のすき焼きの残りに豆腐を足した母。つくりおきの魚やおかずを冷蔵庫から取り出して常温に戻しはじめた。水場でサラダ用のレタスをバリバリちぎっている。
先にコンロを使わせてもらう私。ししとうを炒めた後、さきほど半分程になった豆腐で炒り豆腐に。コンロ空いたーと言うと、「もう終わったの?早いね」。まぁ、つくりおきがあるし、炒め物はすぐできるしね。

お互い疲れていた。加えて仕事を休んで2日続けてシャコの網外しを手伝った父もヘトヘトだった。明日も頼まれたけど、断ったそうだ。疲れがたまると風邪をひくのが毎度のことだ。前にシャコを受け取り(買い)に来たお客さんがインフルエンザの治りかけで、玄関先でチョコと話しただけで感染した。私も父からもらい、軽く寝込んだ。なぜか母は平気だった。

疲れているときは簡単でも温まるもの、力がつくもの、疲労回復の高いものなどを食べる。


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カレーあんかけ

おでんの残りをリメイク。ちくわぶを取って、鍋に水を足し火にかけている間に薄く切る。戻して温め、豆乳・醤油・ソースで味を調える。馬鈴薯でんぷんを水で溶いて、とろみを出す。カレー粉をふりかけてできあがり。

トマトや豆は使わず、醤油と隠し味のソース・お出汁の効いた和風カレー。
生姜が入っているし、あんかけにすると冷めにくく、体も温まる。


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つくりおきとサラダを先に盛り付けておく。冷たいと体も冷えるので。笑


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ゴマ油で軽く炒めたししとう。フライパンの上でパチパチと弾けて踊る。


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炒り豆腐

人参・椎茸・崩した豆腐を炒りつけ、塩を振って、最後に小松菜をサッと炒める。カレーの味が濃いのであっさり味の豆腐、甘さがよくわかる。


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食べ終わる頃食卓に並んだお惣菜たち。

母も私も存在を忘れていた。相当疲れてる。さつまいもを2個ひょいとつまみ、シャキシャキ食感のレンコンを一切れいただいた。


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おでん(味噌、塩ゆず)、人参サラダ、もやしのナムル、ほうれん草

温め過ぎとお玉で大根やニンジンが崩れた。ゆずの風味がおでんにうつっておいしい。

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ひよこ豆・ひじき・とうもろこし・しめじの入ったきんちゃく。ちくわぶと共にお腹にたまる。固めにゆでたひよこ豆は、程よい食感。


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おでん(醤油)

想像よりもちくわぶはお腹にたまる。小麦粉を練ったのだから主食に近いかも。醤油味は馴染み深い。


変わるコンビニおでん

コンビニおでんがレジ横で年中売られ、夏の冷房で冷えに悩む人たちにも人気がある。2020年秋は小分けにされたカップ入りおでんが登場している。
大根、卵、こんにゃく、がんもどきやちくわ・さつま揚げなどの練り物が定番のようだ。

肉まんと並ぶ冬の誘惑。

セブンイレブンではレジ横での販売を中止または縮小する動きが広がっている。煮込まれたおでんは販売時間が短く、廃棄も多い。補充に清掃、従業員の人手不足など、売る側の手間や利益の出にくさから、実際は敬遠されている。

買う側も、衛生面を心配する人が多い。

食品ロス問題は誰しも考えていることだ。

おでん鍋のまわりに飛沫を防ぐ透明シートやアクリル板をつけて対応してきた。

ファミリーマートでは、セルフ販売をやめ、パックに詰めたおでんをレンジで温める「レンジアップおでん」が好評だった。

今の状況に合わせ、利益が出るようコンビニ各社はアイデアを商品化している。それが今季のカップ入りおでんというわけ。


回復の兆し?

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幹線道路は雪が溶けていた。泥が跳ね、車が汚れやすい。

車の定期点検で母と出かけた。その間に台車を借りて、長靴と着物リメイクの本を買う予定だ。

ドラッグストアに行きたいと言った私を見て、母は驚きの声を上げた。

「あんた大丈夫なの!?」

たぶん・・・

化学物質過敏症を発症して以来、香りが強くて入り口を前に固まってしまう。およそ2年半ぶりに入店し、目的のものを探して無事に買い物を終えた。店の中では口呼吸で。ひどいときは何日も熱を出して寝込んでいたが、対応できるまでになったのは喜ばしいことかもしれない。

「頑張ったね」

マスクをしている母の口角が上がったように見えた。

***

大きな本屋はどこに何があるのかわからない。手芸雑誌のコーナーにはなく、ウロウロと見渡した。検索機械が見つからない。

いつも行くところは料理本の横にあるから、専門書のコーナーを探した方がいいんでない?

「なにそれ?」

眉をひそめる母。とりあえず広い本屋を探検する。ようやく実用書のコーナーを見つけ、たどり着いた着物リメイクの棚。それぞれいいと思った服を見つけては母が確認し、一冊を選んでいる間に私は『暮らしの手帳』を創刊した大橋鎮子さんの本を読んだ。『すてきなあなたに07~ヤンソンの誘惑』は、食べ物を中心に生活を豊かにする言葉が綴られていた。短い分から優しさが伝わってくる。

坂木司先生の『和菓子のアン』の続編も出ていて気になる本が多い。

***

長靴はデザインも気になるが、サイズや履き心地の方が重視される。選べるようで選択肢が限られてしまうのは、大きいサイズが少ないからだ。

メンズは大きくてレディースはきつい。厚めのインソールをいれるからゆとりが欲しい。いろいろ試して、最初にサイズの合った一足に決めた。

「どっちがいい?」

色と柄で迷う母。たいてい心は決まっていて、後押しが欲しいのだと思う。

服の好みからだとそっちかな。

「やっぱりそう?」

シンデレラの”ガラスの靴”でも王子様もいない。長靴をはいた猫でもない。

買い終わった後、ふたりしてどっと疲れた。

***

飲食スペースで休憩し、温かい緑茶(80円か90円)を飲む。久しぶりに行き交う人の中に飛び込み買い物をした。満足感と疲労が押し寄せてきた。

「団子食べたくない?」

近くにあった臨時店舗で売っていた団子。”食べたい”ではなく、返答をもちかけてくるところがうまい。

おやつに醤油団子と餡入りの団子を分けて食べた。外で食べるのも何年ぶりだろう。ムチムチに太った団子は、疲れた体に深くしみた。

***

車屋に向かう頃には日が傾いて眩しかった。

「キッズコーナーは毎日除菌しています」と写真付きの張り紙がされた店内。テーブルには生花とハーバリウムが置かれ、真っ白な内装を彩る。

整備員の方が丁寧に説明してくれ、全員でお見送りしてくれる。声を合わせた挨拶で爽やかな風が吹く。

下校中の小学生や高校生を見かけた。
マフラーとコートで上半身を包んだ女子高生。寒空でも生足、気合で乗り切る。


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父は先に帰宅していた。入り口前にビニール袋が置かれ、中を見るとシャコの他ホッケやカレイが入っていた。ホッケは先日煮つけたのが残っている。

誰にあげよう・・・


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シャコの卵。抱いているのではなく、体の中にあった。

今年は量が少ないそうだ。


201111 YUHUA O.

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YUHUA O
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