フルーツ寒天をつくろう。
12月23日早朝。
母と二人で過ごすクリスマスは、あわただしく過ぎていくだろう。(日々忙殺)
早く年を越えて、誰も来ないお正月をのんびり過ごしたい。(切実)
缶詰めが余っていて、半年ほど前にひとつ爆発していた。備蓄棚を開けた途端、中から異臭が放ってすさまじい。(思わず鼻をふさいで顔を背ける)
たぶん葬式で手伝ったときにいただいたやつ。
災害時に備えておいたのもあるが、今回爆発したのは高級缶詰でした。たしか洋梨。
日付を見たら2019年と2020年が混じっている。
爆発缶はそれよりもっと前の代物。忙しくてとりあえず入れたため、いつも置いてる場所と違う。存在すら知らなかった。
そんな一件もあり、連日半強制大掃除の続く我が家で、発見した大量のフルーツ缶詰を使うよう指示が出た。
缶切りで開けるタイプより、プルトップつきの蓋が弱いから、まずプルトップ缶から使えとのこと。
ちなみに缶切りタイプが爆発してました。何がどうかはわかりませんが、日付が切れる前に食べろということですね。
ケーキは甘過ぎて母と私どちらも好んで食べないから、甘さを控えて簡単にできる寒天にしよう。
母は昼にヨーグルトを食べている。そこにシリアル、バナナ、フルーツゼリーか寒天を加えている。
いわば常食なので、甘くしすぎなければすぐに胃袋におさまるだろう。
そんなわけで拵えます。笑
フルーツ寒天
○用意するもの
計量スプーン、計量カップ、計量機(なくてもいい)
茶漉しまたは裏漉し器、泡立て器、
まな板、包丁、ザル、ボウル、
缶詰の果実を入れる器、
フルーツ寒天を固めるための大きな器、
大きな器よりも大きな深型フライパンなど(底が平らだと扱いやすい)
氷と水(あれば早く冷やせる)
ラップ(蓋つき器の場合、そちらをお使いください)
○材料
みかんの缶詰1
白桃の缶詰1
(お好みのフルーツで)
缶詰のシロップ(360ccあった)
水360cc(シロップと同量)
砂糖大さじ1(てんさい糖、シロップが甘いのでこのくらい)
かんてんクック4.4gくらい(720ccがしっかり固まる程度)
※みつ豆寒天の場合、熱湯300ccに対してかんてんクック小さじすりきり2杯(2g)
水100ccを計ってみたら、95gでした。
何かの目安になるかな。
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ボウルなどの上でザルを使い、缶詰のシロップを濾す。
シロップの量を計る。シロップと同量の水と砂糖を混ぜ、鍋に入れ加熱する。
※加熱している間にフルーツの準備(その前にしておくと慌てずいけると思う)
桃は12等分。みかんと同じくらいの大きさに揃える。
フルーツ寒天を固めるための大きな器に移しておく。
重複してますが、写真つきで。
桃とみかんのシロップをあわせると360cc。同量の水を加え、砂糖(てんさい糖)を大さじ1を混ぜる。鍋で加熱し沸騰させる。
火を止め、寒天の素を入れたら泡立て器で全体をよく混ぜる。(泡立てない)
80℃以下になると底の方から固まってきます。(寒天シロップ)
型か器に桃とみかんを入れ、寒天シロップを流し入れる。このとき茶漉しまたは裏漉し器を使うと、細かい泡がとれると思う。
全体にまんべんなくフルーツが行き渡るよう、軽く混ぜる。(強く混ぜるとみかんが崩れ、泡も立つ)。
早く冷やしたいときは、フルーツ寒天の器より大きなボウルなど(今回は深いフライパン)に器を入れ、浮いたり傾いたりしないよう周りに氷を敷き詰め、水を静かに足す。(寒天に水が入らないよう注意)
早くも固まってきた。あら熱が取れたらラップをして、冷蔵庫で保存。
試食
晩御飯に母と試食。
寒天は甘すぎず、しっかり固まりました。
フルーツの甘味と酸味がちょうどよく、お風呂上がりなどに食べてもさっぱりしてよさそう。
疲れた体に染み渡る~。
母にも好評でした。
美味しい。このくらいの甘さがちょうどよくて、毎日食べられる。
保存期間を長くするためか、甘味が求められているのか、甘すぎて一度食べるとしばらくいいやって感じてしまう。
自分で拵えると、甘みや味の濃さを調節できていい。
○もしもの場合
ゆるすぎたり、うまく型からはずせなくてバラけてしまったら、寒天を崩してジュレにできる。
甘くし過ぎたら、無糖の炭酸水で割るとよいです。
ワインで割ると大人の味。
おやつに、デザートにおひとついかがでしょう?
拵えたあとは、なるべく早めにお召し上がりください。
以上、手軽にできるフルーツ寒天の紹介でした。
クリスマスツリー
世間はクリスマス。
我が家も何とかツリーだけは飾れました。
ガラスのツリーです。
皆様、よい聖夜を。
Merry Christmas!
201224 YUHUA O.