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母の短歌9: 終りの花にやわらかさあり
かたむいて 首かしげいる
うす色の 終りの花に
やわらかさ あり
ホームレスの 人に別けたし
このむくもり 雨もりもせぬ
小さき わが部屋
いづこにか 知るよしもなき
行先を 花咲く庭の
白き椅子に 居り
(木下タカ作)
木下タカの短歌作品
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(木下タカの短歌作品10点あまりはつか子と「あの人」 の小説の中に組み込まれてあります。)
長編:[完 ]つか子と「あの人」プロローグ・本章・エピローグ
最近の作品:『切花と先住民』 『救急車のサイレン』
『みじか〜い出会い・三つの思い出』
『夫の質問:タンスの底』 『外せないお面』
『スイカと鳩:ひとりの小さな平和活動』 『昭和40年代:学生村のはなし』『クエーカーのふつうしないこと:拍手』
『アフリカ系アメリカ人:一瞬たりとも』 『明治の母と昭和の娘』
『本当の思いを云わ/えない本当の理由』
『伝統ある黒人教会のボランティア』
『スッキリあっさりの「共同」生活』