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母の短歌8: 廃屋をめぐりてゆらぐ コスモスよ

廃屋をめぐりて ゆらぐ
  コスモスよ 元のあるじは
    いかに おわすか
             (地方の小さな駅)
 



舞い踊る 木の葉に
  ほほを打たせつつ つばもう
    黒き老人 おい こごみて進む



掻巻を かぶれば耳は
  しじま聞き やさしき息は
    ほほに 遊ぶ
 
 

 
        (木下タカ作)



木下タカの短歌作品
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母の短歌 [5]  母の短歌 [6]  母の短歌 [7]  母の短歌 [ 8]
母の短歌[ 9]

(木下タカの短歌作品10点あまりは
つか子と「あの人」 の小説の中に組み込まれてあります。お読みくだされば大変嬉しく思います。

エピローグ:つか子と「あの人」つか子と「あの人」のつづき)
つか子と「あの人」プロローグ1〜6 


最近の作品:『切花と先住民』 『救急車のサイレン』    
                     『みじか〜い出会い・三つの思い出』
            『夫の質問:タンスの底』  『外せないお面』 


『スイカと鳩:ひとりの小さな平和活動』 『昭和40年代:学生村のはなし』『クエーカーのふつうしないこと:拍手』
『アフリカ系アメリカ人:一瞬たりとも』   『明治の母と昭和の娘』 
『本当の思いを云わ/えない本当の理由』
 
『伝統ある黒人教会のボランティア』   
『スッキリあっさりの「共同」生活』 



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