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母の短歌5:漂(ただよ)える 甘さの風に身をのせて

  ただよえる  あまさの風に身をのせて
うす べに色の
空にうわれ



れあいのほほよりのぼ
甘きもの ゆらゆらゆれて
わが たまをつゝむ



情熱 じょうねつは 今吹き出して
きりを吹き  にじをつくりて
われを き込む



 (木下タカ作)

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明治の母と昭和の娘

(木下タカの他の短歌作品10点あまりは
つか子と「あの人」 (創作大賞2024応募作品) の小説の中に組み込まれてあります。)

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