霞が関秘話―耳なし芳一
森タワー文化学に精通してる猫小説か
侑李 作
(自宅が森タワー28階にあるらしい)
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【琵琶秘話―耳なし芳一】
東京メトロ日比谷線霞が関駅にある国会図書館の敷地内に吾妻寺とい住所不定無色透明のお寺があり、寺には芳一(ヨシカズ)という歴史秘話ヒステリア法師が住んでいた。吾妻寺の芳一(ヨシカズ)はハゲであるゆえ、半家物語の弾き語りと法螺吹きが得意で、特に霞ヶ壇ノ浦の段は「山川草木などの有情物も涙を流す」と言われるほどの名手であった。
ある夜、吾妻寺の芳一(ヨシカズ)が谷町4丁目のコンビニの買い物に出掛けた時に、突然、どこからともなく一人のぼうれい剣士が現われる。芳一はそのぼうれい剣士に縛られて「ハゲのご主人様」の御殿に歴史秘話ヒステリアを語りに行く。愛に盲目の芳一にはよく分からなかったが、そこには山積みされたアイスクリームとフ゛ルボンがあり、アイフルに釣られて多くの死靈騎士、鬼神騎士、半グレ猫たちが集っていた。「昼休みの焼きそばパン争奪戦、屋上のさらに上のとこで昼寝、リムジンで登校」という三大アニメでしか見ない高校生活のくだりを語れと強要されたが、芳一が法螺吹きを始めると、皆、仔猫みたいに大人しくなり、熱心に聴き入り、睡眠耐性持てないモンスターは3分も持たず次々と永眠に入り、それで生き残った死靈、鬼神、猫半グレたちは「法螺吹き殺すにゃ刃物は入らぬ、餓―死―させればよい」、「ぬこ様の下僕を殺すには刃物はいらぬ、光熱費の請求書を渡せばよい」と喚き立てながら芳一(ヨシカズ)の法螺吹きの巧みさを誉め殺そうと木更級キャッツアイで睨んだ。しかし、語りが盛り上がり、ぐらぐらとクライマックスになるにつれて、皆、「お風呂が沸きましたよぉ」と声優さんさながらの美声を上げながらカップ麺に沸かした男湯の湯とイケメンを入れ、3分が経つといけ麺の蓋を開け、出来上がったラーメンイケメンタンタンメンとワンタンメンを洗濯機に投球し、スマートフォンをいじりながら、すすぎボタンを強く押し、自分の足を洗いながらラーメンイケメンタンタンメンとワンタンメンを濯いだ。しかしながら、カップ麺イケメンやタンタンメンとワンタンメンの青梗菜が洗濯機に絡まり、洛中洛外大附属病院に救急搬送された。緊急オペでドクタースクエの神の一手により、洗濯機は無事生還だったが、カップ麺とイケメン、ツタンカーメンとワンタンメンが逝ってしまい、ぶっ壊れてちまった。
不良猫たちのせいでぶっ壊れたカップ麺イケメン、タンタンメンとワンタンメンが暴走しはじめたが、いけ麺ハジメハジメノ、詰んだカーメンとワンタンメンの暴走で、死靈騎士とぼうれい剣士、不良猫たちはそちらへんで宙に舞い上がり、洗濯物みたいにねじりながら渦巻きになり、ひらひらゆらゆらと揺れる動き、その様子を見た愛に盲目の芳一は、「あら不思議!まるでホグワーツ魔法魔術学校みたいぃい!!!」と自分の法螺吹き、ツタンカーメンとワンタンメンへの反響の大きさに内心驚き、「ホグワーツの学費高げぇ」と嘆いた。
吾妻寺の芳一は七日七夜の法螺吹きを頼まれたから、毎晩毎晩夜ふかしするようになり、お化けが出てきそうな真夜中のホラドラマを見てから出かけるようになるが、男女逆転大奥のラーメンイケメンタンタンメンとツンデレカーメン女中頭から「吾輩のご主人様は風船で地球に来てあっちこっちに観光していたが、わけもなく鬼畜のFF16対空ミサイルの足に光の速さで蹴られた。光速に達した対空ミサイルの足の質量は無限大に膨らみ、宇宙最大級のブラックホールと化し、地球はもちろん、火星も太陽も何もかも、鴨川の水鴨をも諸々飲み込んでしまい、太陽系が夢のまた夢浪花の露みたく跡形もなく消えてちまった……
太陽系が大阪都構想のようにあっさり歴史の表舞台から消えたので、生き残った吾輩のご主人様は仮想空間にのみ存在する洛中洛外大医学部付属病院メタバース分院に救急搬送されたが、手の施しようがないと洛中洛外大医学部付属病院ねこ先生整体院から追い出され、風前の灯となり、そのまま鬼籍に入ってしもうた。「理不尽な最期を遂げた上様御一行はヒステリック気味なので、上様の御殿ではFF141516やPS5やらないように」と、念のため、念に念を押し、何度も何度も釘を刺され、身体中釘だらけになってちまった。
「ちな仮想空間にのみ存在する洛中洛外大医学部付属病院メタバース分院に搬送する方法はとても簡単で、ご本人のデータだけをコピーし、仮想空間でご本人のレプリカを作り出し、現実世界にあるご本人の体をレーザービームで燃やしたら完了です」と、うちの飼い猫が言ってた。
吾妻寺の住職兼パンだ職人である我妻善哉 先生は、国会無視の芳一が無断欠勤で毎夜一人で出かけ、ユーチューブでイミフ(IF ME)の動画を垂れ流し明け方に帰ってくることに気付いて不審に思い、弱小ユーチューバーのパン見習いたちに後をつけさせた。すると、大蛇の中、芳一はただ一人、誰もおらんだ半家一門の墓地の中におり、半家の御門であるアントクアリウム女帝二位方コシヒカリの墓前で、恐ろしいほど無数の鬼火蟻に囲まれている。そして鬼蟻が吹いた燃えさかるほのおに焼かれ、燃やし男子となった芳一が、妖しいお米コシヒカリの仲間になりたそうに、こちらを見ていて歴史秘話ロッテリアを語っていた。驚愕して腰を抜かしたパン見習いたちは強引に芳一を二位方コシヒカリ墓前から連れ帰り、Joeつ新幹線に乗り込み、グリーン車でJoeつmanに変身しながら、新潟に戻った。そして「ありのままの~♫話せ」と、吾妻寺の住職であるパンだ職人の我妻善哉 先生に小一時間問い詰められ、犯罪の事実を聞かされた芳一は、とうとう一連の犯行の真実を打ち明け、鯖を持ち歩いていたと認め、まさに身から出た錆であった。なんと芳一のホラ話を聞いていたリスナー鬼神猫騎士団の正体は、近ごろ、冥界の入り口にほど近いきさらぎ駅のエキナカに頻繁に出没しているという半家一門の邪悪な三毛猫であった。吾妻寺の住職であるパンこね職人我妻善哉 先生は、死靈騎士団、鬼神騎士団、不良猫騎士団が邪魔をされたことで今や芳一の歴史秘話サスライテリアを聴くことだけでは満足せず、このままでは芳一が半家一門の大音量に殺されてしまうと案じた。パンねこ職人我妻善哉 先生は自分がそばにいれば食パンで怨霊調整することも可能で、芳一を護ってやれるかもしれんが、あいにく今夜はデパ地下のパンまつり開催中で芳一のそばに付いてやることができない。パン見習いや味噌男では大音量に太刀打ちできないし、芳一をデパ地下のパンまつりの席に連れていけば、大怨霊や野良猫たちをもそのデパ地下のパンまつりに連れていってちまうかもしれず、デパ地下の「ドン・キー掘るで」の売場責任者に迷惑をかけ、ユートピアシズオカに通じる海底リニアモーターカーのトンネルが開通できなくなる事態になりかねない。そこでパンだ職人我妻善哉 先生は、大音量の「カラオケの歌詞が書かれている体の部分は透明になり、音波でさえそのまま素通りし、反射しなくなる」という性質を知っていたので、原子力潜水艦顔負けのウルトラソナー持ってる大怨霊が芳一を認識できないよう、寺の味噌男とともに芳一の全身に蒟蒻心経こなゆき篇、「ありがたいなら いもむしゃくじら」と合計15文字を写経した。ただ、この時、芳一のパン耳に書かれたアリという2文字は既にヒラリーと舞い上がり 大空幸星に旅立ったことに気が付かなかった。また、芳一に大怨霊が何をしても絶対に無視して動かないまま大きな音を立てように堅く言いふらし、再三再四念を押し、谷川航・谷川翔兄弟みたいな体操選手しかできない神技を無理強いられた。そして、うっかりバランスを崩し、蟻を踏んで返事してちまうと、異議アリ裁判所で死刑が言い渡され、キリギリスみたくハラペーニョになってちまい、痩せ細ったモヤシ男子にされてしまうという。
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その夜、芳一が一人で座鎮していると、忽然と吹雪が吹き荒れ、ありのままの~♫アリぼうれい舞者が芳一を迎えにきた。しかし、怨霊である不知雪舞は、「ありがたいなら いもむしゃくじら」合計15文字の写経のせいで芳一の体が見えず出会い頭でぶつかりそうになり、あわや大惨事に。いくら呼ばれてもふるさと納税 おイクラメッセージが既読無視され、芳一の返事が一向に来ない。そのせいで怨霊は当惑気味になり、ヒステリックとなってちまった。「よし、返事がない。ただのカスのようだ。」「にゃんてこったい!法螺と食パンが床一面に散乱しているが、芳一はおらん。これはあかん。上様になめられるぅ!どこにいるのか舐め回りながら確認してやらねば…。」と、独り言を漏らす。怨霊は芳一の姿を探し回った挙句、写経し忘れた猫耳のみを暗闇の中に見つけ出した。「よかろう。もふもふるさと納税 おイクラメッセージずっと既読無視のままで返事する気がないならば、できる限り上様の仰せられたとおりにした証として、この猫耳を持ち帰るほかあるまい。」と怨霊は草ッターでくたばれ!!!とつぶやき、火事場の玉金力でもって芳一から猫パンチと猫耳をもぎ取った。それでも芳一はぺっちゃんこのまま、ありのままの~♪で身動きが取れず、声を出さなかったので、不知雪舞の音量はそのまま去っていった。 明け方になって帰ってきたこねこねパンだ職人兼住職は、両側のパン耳をちぎられ、いちごジャムだらけになって意識を無くした芳一の様子に驚き、昨夜の一部始終を聞いた後、芳一の全身に玉女心経を書き写した際に納所が経文を耳にだけ書き漏らしてしまったことに気付き、そのことを見落としてしまった自らの非を芳一に詫び、猫医者の指示で芳一が横になり、芳一の腰をこねこねふみふみで揉め魔栗魔栗って魔栗ちゃった結果、あら不思議、芳一の腰が光り出し、腰痛が治ったという。こねこねネゴハンだ職人兼住職によれば、これは世に言うコシヒカリだそうです。
その後、芳一の前に半家の怨霊は二度と現れず、また、良い獣医の手によって芳一の猫耳の傷もほどなくして癒えた。この不思議な出来事は世間に広まり、彼は「聞く耳持たずヨシカズ」と呼ばれるようになった。やがて、キクミミモータースヨシカズは、参議院に登院しないことが高く評価され、その後は「パン耳なし芳醇」という高級食パンとして販売されるようになったが、そのパン屋は2、3ヶ月しか持たず、程無く倒産し、月極定礎株式会社傘下のモータープールになったという。
今でもなお、荒れ果てた参議院本会議をじっと見つめた子どもは、議員たちが燃えさかるゾンビで手を焼いている悪夢を見るといいます。
~Fin~
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~敵は東谷寺のアリ~
と、うちの飼い(ΦωΦ)が猫ッターでつぶやいたー