『デベロッパーズ~ゲーム創作沼へようこそ~』の第2話を読みました
『デベロッパーズ~ゲーム創作沼へようこそ~』の第2話を読みました。
パブリッシャーとデベロッパーの関係が分かり易く図示されていて良かった。(Steamだけ正式名称じゃないのはなんでなんだろう)
ゲーム会社に勤める主人公は今でこそゲーム会社で働いているが、昔は貧しい家庭で育った少年だった。
ゲームも友達の家でやるのが当たり前だと思っていた。
そんな折、その友達は本人が自分で作ったゲームを見せてくれた。
主人公は気付く、「ゲームって自分で作れるのか」と。
そこで、その友達が貸してくれた、お古のノートパソコン。
主人公はそこからゲーム制作の道にのめり込んでいく。
図書館の無料Wi-Fiを使いながら毎日閉館時間まで籠るぐらいに。
そしてゲームの専門学校へ行き、ゲーム会社へ就職する。
あの時、友達がノートパソコンを貸してくれなかったら、主人公がゲーム制作の道に進む事はなかっただろう。
運命というか、一つの分岐点だったのだろうな、と思う。
そして、本編で出会う一人のインディーゲーム開発者である、遥。
主人公は、一晩悩みながらも、彼女のインディーゲーム制作に協力する事を決心する。
彼女との出会いも、主人公が新たなゲーム開発の道へと進むきっかけになったのだと思う。
作中にもある「偶然が人生を大きく変えることがあってイイじゃない」という台詞。
友達がノートパソコンを貸してくれたのも、ゲームのイベントで遥と出会ったのも、偶然かもしれないが、それが主人公の運命に大きく影響したのだな、と思う。
※実際は主人公のゲームを作りたいという気持ちやゲームイベントに参加した選択がそれらの出来事に繋がったので、偶然ではないとも言える
今後の展開が楽しみです。
余談。
2話まで読んでようやく気付いたのだけど、各話のサブタイトルはインディーゲームのタイトルになっているらしい。
第1話 …Into the Breach
第2話 …Core Keeper
インディーゲームへの愛とリスペクトを感じる。
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