『FINAL FANTASYⅢ ピクセルリマスター』
『FINAL FANTASYⅢ ピクセルリマスター』をクリアしました。
元々は1990年にファミコンで発売された、FINALFANTASYシリーズの第三作です。
FF3自体は何度も移植、リメイク等されていますが、今作は、ドット絵のグラフィックなどを刷新して2021年に出たリマスター版となります。
ピクセルリマスター版という2021年～2022年にかけて発売されたFF1～6のリマスター作品群があり、その中の一つとなります。
■とにかくグラフィックが綺麗
ピクセルリマスター、ドット絵の範疇を超えない範囲で、グラフィックがとても綺麗になっています。
魔法のエフェクトなどが2.5Dっぽく立体感のあるものになっていたり、全体的に鮮やかなドット絵になっていたりする特徴があります。
他のドット絵のゲームとは違った良さがあります。（オクトパストラベラーのようなドット絵から奥行を減らしたようなものに近い？）
■BGMも刷新、とても良かった
FF3は、過去にもDSで3Dのリメイク版が出ており（PSPやスマホにも同じ移植版がある）、そのリメイク版でアレンジされたBGMとは違う、ピクセルリマスター版のBGMとしてさらにアレンジされています。
それがとても良かったです。
例えば、浮遊大陸を出た後の世界で流れる「果てしなき大海原」や難破船でエリアに出会う時に流れる「水の巫女エリア」などは、その場に留まってかなり聴き入ってしまいました。
また、ゲーム中のオプション画面で設定する事で、オリジナルのファミコン版のBGMに切り替える事もできます。とてもお得ですね。
BGMについては、タイトル画面の"エクストラ"の項目に"サウンドプレイヤー"があり、そこからアレンジ版もオリジナル版も全て聴くことが出来ます。オリジナル版とアレンジ版を聴き比べる事ができますね。
■初めてオリジナル版を基にしたFF3をやった事について
実はFF3をやったのは初めてではなく、以前、前述のDSの3Dリメイク版をプレイしたことがありました。
3Dリメイク版では全体的にグラフィックが3Dになっていました。また、オリジナル版では明確に個性付けされていなかった主人公4人たちも3Dリメイク版では各々に名前や見た目、性別や性格が付けられ、個性付けされていました。それを踏まえて、主人公たちの台詞もキャラクターに合わせたものになっていました。
そういった3Dリメイク版もとても雰囲気が良くて好きでした。特にOPムービーの曲はとても良かったですね。
ただ、私自身は基となっているファミコン版をプレイしたことがなく、ファミコン版での大本のストーリーも知らないままでした。
※基本的には3Dリメイク版もファミコン版も大筋のストーリーは同じです
しかし、今回ようやくピクセルリマスター版でファミコン版と同じストーリーを知ることが出来たので、それがとても良かったです。明確に個性付けされていない主人公たちがしゃべる台詞が良かったですね。
■その他
少し前述していますが、ピクセルリマスター版では、おまけ要素として、タイトル画面から「モンスター図鑑」、「サウンドプレイヤー」、「ギャラリー」を観る事が出来ます。これらは他のFFのリメイク版やリマスター版でも観れたかな。
・モンスター図鑑
今まで戦ってきたモンスターが、ボスも含めて閲覧できます。
また、現時点のパーティメンバーを用いた模擬戦も行うことが出来る事には驚きました。
・サウンドプレイヤー
ゲーム中のBGMが全て、アレンジ版もオリジナル版も聴く事が出来ます。好きな曲はついつい聴き入ってしまう。
・ギャラリー
FF3制作時に作られた、天野喜孝さんのイメージイラストを観る事が出来ます。天野喜孝さんのファンは必見。
■最後に
FF3ピクセルリマスター、少しずつ進めていたのですが、プレイして良かったです。FF3自体は、DS版、スマホ版もやっており、実は今回のピクセルリマスター版では3回目のプレイでした。新しいグラフィックと新しいアレンジ版のBGMの中で、FF3の魅力を再確認出来たのはとても良かったです。
他のピクセルリマスター版も気になります。
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