【短歌のようなもの】6月の5選
最近「ブンサイ!」というサイトから投稿させてもらっている、短歌のようなもの。
朝と夜に5篇ずつ、いろんな人の作品が届くプラットフォームなのですが、そちらに掲載されたものをこちらでも。
短歌と胸張って言えるほどではないので、「短歌のようなもの」として見て頂けましたら。
1作目
夕焼けに雨と天使が落ちてきて俺にはかまわず行ってくれと羽根が舞う
2作目
三日月に腰掛けている猫の目が一等星よりも強いビームで
3作目
砂山のトンネル掘ってつなぐ手がまだ行かないでと言ってるようで
4作目
いま泣いていま泣き止んでいま笑う昨日は凪ぐもの明日は編むもの
5作目
逢いに行く角砂糖の降る丘を超えアイラブユーが溶け出すまえに
というわけで、5選。
超短話の短歌バージョンという感じで書いている気がします。