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不安で動けない・・・は、 ノートに書けば解決する

新しく始まるプロジェクトが不安で仕方がない

苦手な上司に会いたくない・・

不安や悩みがあるときは、
行動を起こす気力すら湧いてきません。

僕も基本的にネガティブ気質なため、不安で一日中動けない。
なんてことがよくあります。

今回は、樺沢紫苑先生の「言語化の魔力」を参考に、
どうやって「不安」と向き合っていけば良いのかを考えていきます。

コントロール感があれば悩まない

全く同じ状況にいる人でも、悩む人と悩まない人がいます。

その違いは「コントロール感」にあると書いています。

例えば本書ではこんな例が出されています。

小さな会社を経営しているAさん。
事業に失敗して、今月中に1000万円を返済しなければ会社が倒産してしまうという状況になってしまいました。
「そんなお金を払えるわけない。家族も養えなくなるくらいなら自殺して、生命保険をもらうしかない。。」
と思い詰めていました。
そんな時に友人の勧めで銀行に相談して見ることに。
すると一週間後に笑顔に戻ったAさんの姿がありました。
銀行から無事に融資を受けられ、毎月6万円返済すれば問題ない。
ということがわかったのです。

Aさんを取り巻く状況は何も変わっていません。

捉え方と返済方法が分かったことでAさんは、
コントロール感を取り戻すことができたのです。

コントロール感は言語化で取り戻せる

悩んでいる人の頭の中はぐるぐるとしていて、
コントロール感とは程遠いところにあります。

同じ悩みがぐるぐると頭の中に浮かんでは消え、昼夜問わず、それが繰り返されます。
それは脳の作業領域が、極めて狭いことが原因で。
脳の中で同時に処理できる情報は最大で3つまでと言われています。
つまり、頭の中に「トレイ」が3つあるとイメージすると分かりやすいかもしれません。

頭の中にはトレイは3つしかない。

それなのに悩みの渦中にいる人は、

①「上司はなんであんなこと言ったのだろう・・」
②「ああ、なんであの時早く提出しなかったのだろう・・」
③「仕事が忙しくて眠れない・・」

悩んでいると、
すぐに頭の中の3つのトレイは悩みで満たされてしまいます。

確かにこんな状況では、
コントロール感なんて持てません。

行動する気力が湧かなくなるのも頷けます。

頭で悩むな、手で悩め!

頭の中にはトレイが三つしかない。
コントロール感を持つには、悩みを言語化によって取り出してあげる必要があります。

壁を突破できないのは、あなたの能力が原因ではありません。
脳の仕組みがそうさせているのです。
「書く」「話す」という「言語化」作業を進めることで、脳の負担が軽くなる。その分だけ、個別の問題について、じっくりと冷静に考えられるようになります。

誰かに悩みを「話す」
ノートに悩みを「書く」

そうすることで漠然としていた、悩みを「可視化」することができます。

可視化できた悩みに対してはコントロール感が増し、
具体的な対策を取る事ができるようになります。

書けば悩みへのコントロール感が上がる

具体的な方法として以下があります。

・ノートに悩みを書き出してみる
・3行で良いので日記を書く(1日の中であったポジティブなこと)

僕自身も実際に、
夜寝る前の日記と悩みをノートに書き出す習慣を続けています。

以前よりも悩んでいる時間が減って、行動的になっている実感があります。

まとめ

今回は樺沢紫苑先生の「言語化の魔力」を参考に、
不安との向き合い方についてまとめました。

書いて悩みを頭の中から出すことで、
コントロール感が増すという事がわかりました。

頭の中で考えることは限界がある。
不安な時、悩んだ時ほど書き出す習慣を続けたいと思います。

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