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人は心理的に老いない
わたしにとって、ここ数ヶ月内でわかったことなんですが、肉体はどんどん老いて、社会的に老いても(例えば介護保険証がくる)、心理的には人はなかなか老いないということ!
簡単に言うと、自分は若いという感覚がずっとあり、自分の年齢に対して自覚がないということ!
それは、あなたや私だけでなく、太古の昔の人間からそうで、かなり昔からわかっているといこと!
ボーボワールの『老い』を噛み砕いて説明した100分で名著を読んで知ったのですが…
(ボーボワールは老いに関する書物をまとめている)
わたしには、目から鱗の発見でした!
わたしがパーソナリティをつとめるラジオ『認知症介護ラプソディ』で、『高齢者と笑顔』についてディスカッションをしたときに、『高齢者を高齢者と思わず、20代だと思って接したら(介護したら)、うまくいく』という話がでたんです。
介護のベテランの人たちで発見したことだったので、『そうなんだぁ』と驚きましたが、
本の文献が加わり、信憑性が増しました。
私も『自分は若い』と思ってて、同じ年齢の人がテレビに出てると、『結構歳取ってるおばさんだ』と一瞬思ってしまうことがあります。
そういうのは、私だけで、他の人はもっと自分の年齢に自覚があるものだと思ってたんです。
ところが、どうやら何歳になっても、高齢者になっても、この状態が続くということ。
現代だけでなく、かなり昔からそうであることがわかり、何だか『不変の理』を知ったような不思議な気持ちなんです。
あなたも、『もう、歳やわ~』と言葉では言いながら、それでも矛盾したマインド:自分は何だか若い を抱えていませんか。
それは、昔からあたりまえに人間が経験してるんだけど、常時論じられてはいない。
不思議な心理?真理?みたいですよ。
そして、それが介護がうまくいくコツでもある!
面白いですね(=^▽^=)