看護師への転職はアリ！社会人経験を経て新たなキャリアを掴む
20代後半から30代にかけて、ふと「このままでいいのかな？」とキャリアについて考えることが増える時期かもしれません。私はそうでした。仕事へのやりがいや将来の安心感、ライフワークバランスのことなど、いろいろな思いが頭をよぎることがあると思います。そんな中で、もし転職を考えているなら、看護師という職業も候補に入れてみるのはいかがでしょうか。
私自身、いくつかの職業を経験した後に看護師の道を選び、30歳直前で新しいスタートを切りました。ここでは、実際に社会人経験を経て看護師になった私の体験をもとに、看護師という仕事の需要ややりがいについてお話ししたいと思います。
これからの看護師の需要
日本では高齢化がどんどん進んでいて、医療や介護の現場で看護師の必要性はこれからさらに高まっていくと思います。特に、病院だけでなく、訪問看護や在宅医療といった地域でのケアが求められる時代が来ています。私自身も、看護師として働く中で、これからはもっと「家で療養したい」と望む人たちが増えていくんじゃないかと実感しています。病院で治療を受けるだけじゃなくて、家での生活を支える役割が大きくなるんだな、と感じるんです。
AIやロボットの導入で変わる働き方
最近では、医療現場にもAIやロボットの技術が取り入れられてきていますよね。バイタルチェックやリハビリの補助など、機械が手伝ってくれる部分は増えてくるかもしれません。でもだからといって、看護師がいらなくなるわけではないんです。むしろ、患者さんとのコミュニケーションや心のケアといった、人間にしかできない部分はこれからもっと大切にされていくと感じます。技術が進化しても、人と人との温かいつながりって、代わりにはできませんからね。
また、テレヘルスや遠隔診療といった働き方が広がってきていて、看護師の仕事も柔軟に変わっていく可能性があります。場所や時間にとらわれずに働ける時代が来るのかもしれませんね。
給与の安定性はどうなの？
看護師は需要が高い職業なので、給与も安定していると思います。特に、高齢化が進む日本では、医療や介護に国の力が注がれているので、待遇の改善も期待できそうです。私も看護師になってから、安定した収入が得られるようになり、経済的な不安が減りました。収入面での安心感は、本当に大きいです。
さらに、認定看護師や専門看護師の資格を取れば、より専門的な知識を身につけてキャリアアップできる機会もあります。学び続けることで、報酬が上がるチャンスもあるので、やりがいがありますよ。
仕事の楽しさややりがい
看護師の仕事は、人と関わりながら感謝されることが多いので、その分、やりがいや充実感が大きいと思います。患者さんやそのご家族と心を通わせる瞬間があり、その一瞬一瞬が自分にとっても学びの場なんです。特に、ターミナルケアに携わることが多く、患者さんの人生の最後の時間に寄り添う経験は、ほかの仕事ではなかなかできないものだと感じています。私自身、この仕事を通して、生と死について深く考えることが多くなりましたし、それが自分自身の価値観や成長につながっていると実感しています。
最後に – 転職を考えているなら看護師はオススメ！
今、もし転職を考えているなら、看護師という職業を一つの選択肢として考えてみても良いかもしれません。私自身、看護学校に入る前は不安もありましたが、今では「看護師になって本当に良かった」と心から思っています。
看護師は、ただの「仕事」ではなく、自分の生き方や価値観に影響を与える、そんな特別な職業だと思います。これからの時代、ますます必要とされる仕事ですし、安定した収入ややりがいのある仕事を探しているなら、一度看護師の世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。