元旦に寄せて:振り返りとビジョン
明けましておめでとうございます。今年はのんびりとした元旦を迎えました。毎年やっている振り返りをベースに、年度末にはその年にあったことを書いているのですが、今年はnoteにも書いておこうと思います。
2022年振り返り
今年のハイライトを5行でまとめました。いろんなことがありましたが、こうして書き出してみると結実したことが多かったようです。
1)勤務校
1−3月はオンラインでの国公立二次の指導、そして可愛がっていた生徒の入試悲喜交交でした。4月からは3年一貫のグローバルコースなのに高校2年からの担任を任されました。なかなか信頼関係が築けないものの、「学びそのもの」「イスラム」探究と学園祭で徐々にまとまりを見せてきました。梅木さんやサコさん、有澤さんが来ていただいた生徒プロデュースの「学びフェス」の成功が特に大きかった気がします。
いわゆる日本の教育システムにはハマらない彼らをどこまで守り、育つ場を作れるかが課題です。感受性が豊かで、何か目標を持つとありえない集中力で取り組む生徒が多いクラス。大人に説明責任を求めがちだったりするため、誤解されることも多く、担任としては本来の力を彼らが発揮するにはどうしたらいいか日々考えていました。大好きな生徒たちだけに、心ない言葉をかけられると勝手に傷つくこともしばしば。
2)オーガニックラーニング
幸せな教室のレシピ、新カリ元年爆速スタート、破壊力ロハス、外国語を通して5日間で世界観が変わる、カラフルな個性の人が育つ場を作る、破壊力更新講座と、育てたかった場を思い切り育てることができました。感謝され、感謝し、夢が叶った思いです。中でも、新カリ元年爆速スタートの北畠さんのお話から感銘を受けた若い同僚と共に学ぶ日々はこれ以上の幸せはありません。
3)家族
これまでよく二人旅をしてきた長男から今度は次男と二回の二人(+)旅。和歌山、小倉、博多カービィカフェ などへ行きました。長男は4月から学級委員になって頑張るなど、不登校傾向ながら、なんとか自分でできる工夫をしながら学校生活を頑張りました。中でも、札幌新陽高校の入試で3回も札幌まで行き、その過程で様々な言語化をすることで彼自身の成長がみられたことが喜びです。また、永井先生の「子ども一人一人の認知・発達の多様性と学習支援」には助けられました。長男を客観的に見ることができるようになりました。
4)Canva
これまでApple環境にいないことを憂うことがありましたが、Canvaを精力的に使い、職場で、オンライン講座で広めることで自分の自信も取り戻しました。もう、後ろ向きになることはありません。日本で最初のCanva Speciality Creator、Canvassadorにも選んでいただきました。今後もCanvaを使って何ができるかを考えていきます。
5)健康
2月のコロナ感染後、足に後遺症が残り、引きずって歩く日々がしばらく続きました。それから少しずつメンテナンスを続け、学園祭では少しですが生徒と舞台で踊りました。食生活にも何を体に入れるか少し気をつけながら過ごしています。先日の人間ドックではピカピカな結果が出てきたので少し安心しつつ、まだまだ筋力は衰えたままなので鍛えたいです。
Miscellaneous
全国的に対面が少しずつ増えて来たことで、移動が多くなりました。百合学院さんで素敵な先生方にお話しできたり、掛川では広報に力を入れ、プチバズりしたのがいい思い出。
また年末には憧れのオリィさんと乙武さん、サイエンスパフォーマーのすずきまどかさんやご長男が脳性麻痺でめっちゃかっこいい女性起業家さ、畠中織恵さんのおられる場のモデレーターをさせていただく機会がありました。モデレーターとして経験を積んだことで話の聞き方が変わりました。もっと勉強したいです。
近大付属の研修に大谷の若い同僚と一緒に行けたのもよかった。彼らの学びへの姿勢や間違ったことはちゃんと言語化できるところ、生徒との信頼関係の築き方など本当に素晴らしくて、ようやく大谷こそが自分の場所だと思えるようになりました。
恩師の小西先生が退職の年ということでオンラインでみんなに頼んで作った色紙を持参したなあ。。。
ちなみに、写真でのハイライトでいうとこんな感じ。最初の5つとは違いますが、こちらは感情面での揺さぶられ具合というところか。
2023年のビジョン
さて、2022年のハイライトをもとに、2023年に取り組みたいことです。
一番大事なことは「感謝」です。ビジョンは「感謝の循環」。
日々、小さなことにも感謝し、その気持ちをPay Forwardに変えていきたい。江藤もあと学校での仕事はあと10年。定年が早い学校なので、次の10年を真剣に若い人たちのために尽くしたいと思うようになりました。彼らが在りたい10年後を共に考えたい。一方で、オーガニックラーニングは80歳以降も続けると決めています。
人生100年時代。やっと折り返しの年です。皆さんにとっても素敵な一年になりますように。