量子論が解き明かす 魂
処刑方法として、有名なギロチン。
1792年から使用されたとされルイ16世やマリーアントワネットもギロチンにより首を切断されました。
ギロチンは、今までの処刑法とは異なり一瞬で命を奪うことができます。
なのでこれは非常に道徳的な発明だともてはやされていました。
しかし1793年ギロチンの執行者、シャルル=アンリ・サンソンの助手が、
処刑人の首が落ちた後、処刑人の顔が怒りで真っ赤になるのを見たと証言。
また、アントワーヌ・ラヴォアジエは処刑される前に「斬首後もまばたきをしてみせる」と宣言し、実際に首を落とされた後にもまばたきを続けたという逸話があります。
どうやら人間は、首を落とされてもしばらくは生きることができるみたいです。
では、人の死はいったいいつ訪れるのでしょうか?
首なし鶏マイク
人はいったいどの時点で死んでしまうのか?
それを考える前に、首を失った鶏が18カ月も生存したという話を紹介しますね。
1945年9月10日、コロラド州・フルータの農家、ロイド・オルセンと妻クララは、鶏の屠殺(とさつ)を行ってました。
ある1羽の首をはねたところ、その鶏は死ぬことなく元気に走り回ったそうです。
翌朝には死んでるだろうと思ったのですが、首のない鶏はまだ生きていました。
鶏は「マイク」と名前付けられ、「奇跡のマイク」として瞬く間に有名になっていきました。
ニューキャッスル大学のスムーダーズ(Smulders)博士はこう説明しました。
首を切り落とすと、脳と胴体の接続が遮断されます。
短期的には脊髄回路に酸素が残ってるので、ニューロンが活発化して足が動くことがあります。
ただそれは通常15分程度のもので、こんなにも長く続くなんてありえません。
おそらく、マイクの脳は80%近くが生き残っていたのではないでしょうか?
心拍度数・呼吸・空腹・消化をコントロールする機能も手付かずだったのでしょう。
つまり、運よく血がすぐ固まったため出血多量にならず、
胴体に脳幹が残っていたので生命を維持できた、ということです。
マイクは口がないため、喉から管を通しそこから水や流動食が与えられました。
しかし、首を切断されてから18か月後、流動食を喉に詰まらせてしまい息絶えてしまいました。
心停止後の脳波
2017年3月
カナダ、ウェスタンオンタリオ大学でこんな研究結果が発表されました。
生命維持装置が外された4人の患者の心拍数と脳波を測定したところ、
3人は心停止より先に脳波が停止しました。
しかし、1人だけ心臓と血流が停止した後も脳の活動が続いていました。
その間、なんと10分も!
この時に観測された脳波は「深い眠り」のときと同じデルタ派で、
医師たちは「通常では考えられない」と驚きを隠せませんでした。
この患者だけが特別だったのでしょうか?
イギリスのサウサンプトン大学の科学者たちは、
イギリス、アメリカ、オーストリアの15の病院で心停止後に息を吹き返した
2千60件の事例を分析しました。
すると、患者の40%が息を吹き返すまでの間にも「意識」のようなものを感じてたというのです。
57歳の患者に至っては心停止後の3分間、看護師の動作や医療機器の音まで詳細に覚えていました。
ここまで見ると、「心停止」ではなく「脳死」が「本当の死」だと言えますね。
鶏の場合でも、マイクが生きていられたのは脳幹が残っていたためだと考えられています。
いつまで生きられるか?
首を切断された人間はいつまで生きられるのでしょうか?
マイクの場合は脳幹が無事だったので長く生きられましたが、
人間の場合首を切断されると、完全に脳と体は分離してしまいます。
どれだけ? という時間は定かではないのですが、
その時間は頭部の酸素が切れるまでとされています。
つまり、頭部に残っている酸素が脳に供給される限りは生きていられるということですね。
なので、ギロチンで首を落とされたあとでもまばたきができたし、
心停止後も意識が確認されたのです。
(心停止後の場合は頭部だけではないので、首を切断された時より長く意識が保てるでしょう)
そして、このときの意識が見せる夢こそ、臨死体験の正体なのかもしれません。
しかし臨死体験はだだの夢ではないとする非常に科学的な説があります。
その説が証明されれば、「臨死体験」だけじゃなく、
「生まれ変わり」までも科学で説明できるかもしれません。
ここからは、あなたの常識がくつがえるような説なので、
有料とさせていただきます。
これを知らずに死んでしまうのは、心からもったいないと思います。
意識は死後も永遠に残る
2016年2月7日
英紙「Express」は意識について驚くべき見識を発表しました。
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