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嘘と想像力

何故か?
私の今の職場では、ウソをつくのが普通だ。


例えば、朝の朝礼で、
「瑜伽さんがプロジェクトに参加して、
瑜伽さんに確認をとって進めています。」
と、急に発表される。

私は、全く参加していないし、何の報告も受けていない。
それなのに何の許可を私が出すのだろうか?

それは、ウソ…と言うのではないか?

本当はその場で
「え? なんの話し?」
と、言っていいはずだが、裏の策略が分からないから、
迂闊(うかつ)に、そんな事を言うと後で収拾がつかなくなるので、
下手に反応できない。

恐らく、想像するに、
トップが私に確認をとって進めろ…と、指示を出したのだと思う。
でも、指示を受けた方は、
新入りの私に指示を仰ぐのはプライドが許さない。
…多分、そんなところだろう。

そこで私が「なんの話し?」
なんて言えば、朝礼に暗雲が立ち込める。

でも、何かあれば、勿論責任は私に関わって来るわけで、
そんなウソを平気でつくことに、
驚くばかりだ。

それを発表した人は、
「ちょっと、名前を借りただけ。」
としか思っていない。
ウソをついているとは思わないから、本人の目の前でも全く平気だ。

私なら、とても本人の目の前でそんな事は言えないな…。
だって、それって、
明らかに、虚偽表示…ウソだもの。

でも、そんなの日常茶飯事で、
私の頭は
ついてけねーーーーーー!!
どれがほんとなの??????
と、混乱が
生じてしまう。

この手のことは、
ウソとは言わないのだろうか?
ただの空想???
仕事で空想ごっこして過ごせるって、あるんだ…と、
yuga in wanderland.  だ。

しかし!!
今時、朝礼がある時点で wanderland  な訳で、
つまりはそう言う所なのだ。

もし、何かトラブルがあっても、
私は事実何も知らないので、
「そんなの知らね〜よ。資料も何もないし。」
と、言えばいいだけなので問題はない。
資料に私の名前を勝手に載せれば、
明らかなる虚偽表示になるからそれは相手もしない。

お互いそれを、「察しあってね。」ってことだから、
ガタガタ言うこと自体が、馬鹿らしいことになる。

でも、私は言いたい!
「お前の下らないプライドと、上司へのへつらいのために、
くだらないウソついてんじゃね〜〜〜よ。!!」

言わないけどね。

ウソをつく人間は、私から言わせればクズだ。

どんなに察しても、察してもらっていることにも気づかない。
まず相手のことを考える事ができないし、
自分の都合しか考えられない。
そこまでの人間なのだ。
ウソをつくことで相手に迷惑がかかることに良心は痛まない。
相手がどんな気持ちになるかを想像できない。
ウソをつくことは出来るが、想像力はないのだ。
ウソには想像力はいらないと言う実証の様なもの。

そんな相手は、
どんなに言葉を尽くしても、その言葉を理解しようとはしない。
だから、私に出来るのは、何かあれば、静かに梯子を外すだけ。


そんな wanderland で、
どうして過ごしているのか、想像してしまう。
私がそんな嘘をつく人間で、
嘘で迷惑がかかることを学ばせるためだろうか?
wanderland でも、生き抜くスキルを身につけるためだろうか?
全てを信じ切ってしまうから、注意できる様にだろうか?
そんなwanderland を、楽しむためだろうか?

出来るなら、楽しむためであって欲しいけど、
どれでもないかも知れない。

まぁ、現実的に言えば、お給料頂くためなんでしょうが。
でも、それでは味気なさすぎるから想像力は必要で、
頭の中で、個性的なキャラを動かして、
面白いwanderland を作り上げたいかな。


なんて。
本当は、アスペ気質の私に嘘はとても分かりにくい。
頭の中で、色んな情報を分析して、
起こっている事が何なのか、
理解するだけでとても疲れる。

アスペ気質の私には、何故ウソをつくのかが、
本当は理解できない。
それだけで、頭が混乱する。

ストリーを頭の中で組み立てて、
目の前で起こっている事が、
私にとっては、仮想現実と変わりないのだ。

入って間もないけれど、
私には無理かな〜と、思い始めている。

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