
平仮名が書けなくて、泣き出す息子
息子はまだ平仮名が書けない。
絵も書けない。
しかし、同じ年少さんでもお手紙を書ける子もいる。
仲の良いお友だちから、似顔絵付きのお手紙を貰ってから、息子の『書けない』が気になり始めた春休み目前の今日この頃。
その子がBIRTHDAYだから、お返事を書きたいと言い出したので、BIRTHDAYカードに名前を書かせてみたが、全然書けなかった。
書けないと分かると泣き出す息子。
大人になると、文字を見ていなくても大体の形を覚えてそれを書き写すことが出来る。
でも、息子はお手本の紙に書かれた文字から目を離すことが出来ないので、書いている文字が最早文字では無くなっている。
こんなに平仮名を書くのは難しいものなのか。
全く出来ない息子に焦りを感じながらも、お手本をなぞることは出来るので、そこから始めた。
『上手、上手❗️』
と、私が褒めると得意になってなぞりを始めた。
文字を読むことや理解力は、とても高いと感じていたが、書くことに関してはかなり低いレベルだ。
何か面白い練習方法はないかと探していたら、立石さんの『笑えるひらがな』と言うものと出会った。
頭で理解する事は得意な息子だから、先ずは創造力を働かせて文字の形を理解する方が楽しく文字を覚えられるのではないか?
動画を見ながら、期待感がモクモクとわき上がってくる。
しばらくはこの動画と共に練習をしてみよう。
しかし、文字を読める、話せる、理解できるからと言って、書ける能力も育つわけではないと分かった。
何度も見ているから、書けるわけではないのだな、、、。
小学校に入って、何度も何度も練習帳に書かされていたのを思い出した。
『を』なんて難しくて全然書けなかったよなー。
でも、今やスラスラと書けている。
いつかは書けるようになるだろう。
息子には得意なこともある。
音楽が流れれば、ダンスを踊る。
片足立ちで、何秒立てるか試している。
野球のバッドで上手に⚾️を打てる。
卓球も出来る。
サッカーも上手だ。
カードゲームも直ぐに覚えて遊べる。
得意な事は、言われなくても勝手にやっている。
でも、鉛筆で書いたりする事は自らやらない。
お箸も苦手だから、スプーンとフォークで食べている。
苦手な事をやらせるって、結構な重労働。
下手をするともっと嫌いになってしまう可能性があるから、神経も使う。
息子の気分を乗せなければならないから、気力も使う。
息子が楽しく苦手に取り組めるように、努めたいなぁ。
人生で好きな事、夢中になれることに出会ったら、そこに時間をかけなさい。そして、全身全霊で楽しみなさい。苦手なことにはちょぴっとだけ時間を割いて、少しだけ頑張れば良いよ。やがてそれが自分の武器となり人を助ける役に立つから。
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