ホットケーキで「脳力」が上がる【読書記録】
🔷この本を手に取ったきっかけ
題名の答えを知りたくて。ホットケーキを食べると脳力が上がるの?それとも子どもと作ると良いの?
🔷どんな人が書いたの?
🔶学んだこと
🔸ゲームより大脳のさまざまな領域が働くのは数字計算。ゲーム後1時間は脳全体が上手く働けなくなる。
🔸脳のエネルギーはブドウ糖だがビタミンB群やクロム、必須アミノ酸リジン等がないと、神経細胞がブドウ糖を上手に使う事が出来ない。だからおかずが必要。(ご飯と一緒に味噌汁を飲むなど)
🔸ホットケーキを一緒に作り、ほめる事で子どもの緊急避難基地を作ることが出来る。そうすると不安がなくなり問題行動が減る。
🔸慢性の睡眠不足に陥ると、細胞のミトコンドリアの機能が低下する。結果エネルギーを供給出来ず疲れやすくなる。
🔸レム睡眠(浅い眠り)中に記憶が固定される。だから眠った方が良い。
🔸作動記憶=短期記憶の仲間の1つ。覚えたものを使う。Nバック課題、スパン課題で高まる。
🔸BDNF(脳由来神経栄養因子)タンパク質。脳の神経細胞の成長を調節するタンパク質。
遺伝子によって標準タイプとそうでないものに分かれる。日本人は3割程度標準で、このタイプは上記の課題で脳の体積が2倍以上増えやすい。1.5倍記憶力も上がる。(欧米人は9割が標準タイプ)
🌟感想
私、怒られてる?そんな気分になりながら読見進めた。身体の仕組みを学ぶ目的で読んだ方が勉強になった。エビデンスが沢山出てくるが、いまいちスッと入ってこない。ホットケーキじゃなくても、子どもの行動を見て、一緒に何かを取り組み、認めてほめてあげられれば、3つの結果にたどり着くだろう。きっとホットケーキが一番手っ取り早く簡単に、そして万人に分かりやすいく、その効果を得られると推測したのだろう。まんまと題名に釣られた感じ。育児本と言うより、健康本のジャンル。一言で言うと「早寝、早起き、朝ごはん」の大切さを推奨する本。
⭐️⭐️☆☆☆