今、息子と信頼関係を築く練習をしている
昨日、1日幼稚園を休ませて楽しく過ごしたが、17:00頃に夕寝をして目を覚ましたら再び別人の様に泣き出した。
またか、、、。
そこから泣きながらお風呂に入り、私の後を片時も離れず、隙あらばギューを求めてくる。
いつもならパパが帰って来たら、私など居ても居なくてもどちらでも良い存在で遊ぶのに、とにかくベッタリで何も出来ない。
不安が息子の言動を変えている。
よく不安感が強い時に、母親から離れなくなると聞くが、こうも分かりやすく露になるとは。
そして、そんな時は突き放してはいけない、とも書いてある。
「頑張って!大したことないんだからもう、泣くんじゃない!」
そんなことを言おうものなら、更に泣きわめく事になる。
「ちゃんと、分かっているよ。」
そう言って抱き締めて、
「絶対に、大丈夫だよ。」
そう、伝える。
共感して励ます。
子どもでも大人でも、それをしてくれた人は、信頼したくなるものだろう。
私は今、息子と信頼関係を築く練習をしているのかもしれない。
不安と言うのは伝染する。
子どもが不安になっていると、親も不安を感じてしまう。
この子、大丈夫かしら?
そんな気持ちはまた子どもに伝わってしまう。
ゲームをして絵本を読んで、少し落ち着いて眠りに就いたが、翌朝もやはり泣いてしがみついてきた。
もう、うんざりを通り越して、無の境地だ。
でも、そのお陰でより一層逞しくなり、息子に寄り添うことが出来た。
「絶対に、大丈夫。」
息子を抱き締めながら、私の全身から大丈夫の気を送った。
そう、絶対に、大丈夫なのだ。
幼稚園に行って、とって食われる事などない。
息子が恐れている事は、ほんの一瞬我慢すれば良いことだ。
大したことは何も起こらない。
起こるとすれば、息子の心の中での事だ。
心をコントロールする事は、大人でも難しい。
不安に押し潰されて、誰かに助けを求めたくなるものだろう。
息子が不安に怯える度に、私は揺るがない大木の様にどっしり構えて、しっかりとその心を支えてあげなければならない。
それで息子が強くなれるのかは、分からないが、、、。
親子というのは、本当に似ている。
明日の事を不安に思って嫌な気分になったり、楽しい事も楽しくなくなってしまったり、、、息子は全く私と同じ思考をしている。
体操の先生が変わってしまって、初めてで怖い。たったそれだけで、半日泣ける息子は、どれだけ繊細さんなのかと呆れてしまう。
何か嫌な事をされたわけでもなく、まだ、会ったこともない先生が怖いかもしれない、、、と言って泣く息子の想像力の高さに驚きだ。
私の怖がりと想像力の高さ+夫のビビりが加わり、息子は心配性のサラブレットとなった。
その血を受け継ぎながら、周りの空気を読む鋭さと、誰にも真似できない程の優しさと利口な頭脳を装備している。
マイナスがあればプラスもある。
足りない部分は誰かに補って貰えば良い。
きっと息子は強くて頼れる人に憧れ、一緒に過ごすのだろう。