母と息子の時間割り

今、はっぱは自分立て直しの真っ最中だ。

40も過ぎた良い大人が、今更何をやっているのかと、呆れてしまうが、人生100年時代、残り60年もある。

若かりし頃のキラキラも失くなって、子育ての1番盛り上がる時期も過ぎ、家でポカンとしながら時間とお金を消費するだけの毎日。

毎日一緒に過ごしていた息子は、幼稚園へと通い、はっぱを動かしていたエネルギーの源が失われてしまった。

はっぱは、時間を自由に使える。

1ヶ月間、欲求に任せてドラマを見て、ゲームをやり、手軽なジャンクフードを食べ、たまにお仕事する生活を送ってみたら、腰痛になり、度々鬱気分になり、ダメ人間になった。

目的のない自由は、はっぱを幸せにはしてくれない。

そこから、一転、時間割りを作ってみた。

2時間単位のアバウトな物だが、生活のリズムを書き出して、無理なく続けられる様な時間割が完成した。

思えば、高校生までは時間割に則って生活をしていた。

時間になれば、次の行動に否が応でも移る。

大人になってフリーランスで仕事を始めて、時間を自由に使える様になった頃から、はっぱの生活は欲求優先になってしまった。

そのまま育児に突入して、これまた息子の欲求優先となった。

欲求のままに生活出来るなんて、幸せだなぁ～の感情は10年もやれば虚しさが現れ始める。

池袋を目的もなく、ただウロウロとして帰った後、なんて充実感のない時間を過ごしてしまったのだろうと、愕然とした。

池袋に前から欲しかったワンピースを買いに行こう！そんな目的があったなら、全く違う充実感を得た事だろう。

人生も同じく。

目的のない人生は、充実感も感じられず味気ないものになる。

はっぱの人生には目的が必要だ。

今日を生きる目的。

1年後を生きる目的。

10年後を生きる目的。

60年後を生きる目的。

その目的が達成されるか否かは、そんなに重要ではない。

ただ、目的を持って行動を起こすことに意味があるように思える。

どんな時でも目の的があれば、周りのちょっとした喧騒などスルー出来るだろう。

道を踏み外したり、ちょっと寄り道したりしても、また戻って来られるだろう。

崩れた会社を立て直す様に、はっぱの人生も現在立て直し中。

もしかすると、60年後まで修復工事は終わらないかもしれないが、、、。

時間割り通りに1日が過ぎていくと、たったそれだけで充実した幸せな気分を味わう事が出来る。

息子にも、予め時間割りを伝えておくと気にして動くようになる。

幼稚園から帰ってきて、グダグダとテレビを見ているより、遥かに有意義な時間を過ごせている。

#やってみた