見出し画像

3歳半は達成を喜びに感じるお兄ちゃんになる時期だった

お座りが出来るようになったら、トイレトレーニングを始めましょう。

そんな言葉を目にして、一歳半頃から息子をトイレへ連れていった気がする。

子供用のアンバンマンの便座を買って、座らせてみたものの、ボタンを押して遊ぶのに夢中で、おしっこをすることなどすっ飛んでいる様子。

何度か試さすと、息子も飽きてトイレへ行くことを断固拒否。

無理やり便座に座らせようものなら大号泣。

こちらも、オムツを履いているのを良いことに面倒くさくなって放置。

気がつけば、あれよあれよと時間は流れ、息子3歳半。

幼稚園までには絶対に何とかせねば❗️

その思いは息子にも伝わり、本気で出そうと頑張るようになった。

でも、出なくて悔しくて泣きながら眠る日が2日程続いた。

この姿を見て、おしっこをトイレでしたい思いは息子も同じなのだ。

それなのに、なかなか出ないことに、ため息をついたりして、ごめんよ、ごめんよ。

そんな母の期待に応えられなかった、悲しみの涙でもあったのだね。

保育園の先生に聞いたら、出ても出なくても1時間おきぐらいに必ずトイレに行かせること、男の子は立って出来るようにした方が良いこと、などアドバイスを貰った。

集団生活をしている保育園の子達は、オムツが取れるのが早い。

これは、そういう生活習慣をしているから。親の甘えなど1ミリもない規則正しい時間割の中で動いているから。

それを真似すれば良いだけ。

息子は割りと時間で動いてくれる。

公園に行っても、「小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが帰ってくる時間になったら帰ろうね。」

その約束をきちんと覚えていて、ランドセルを背負った子が目にはいると、私の手を引いて急いで家へと向かう。

それと同じで、2時間おきに「トイレの時間だよ。」と促すようにした。

1日目、2日目は全く出ず終了。

3日目にベンギンさん便器が届いたので早速導入。

青色、黄色のベンギンさんもあったが、息子が選んだのは黒。

壁にかけたり、吸盤で設置できたりするが、我が家は便器に置くスタイルでしか使用出来なかった。

台に立ってペンギンさんに向かうと、チョロチョロと出てきた。

おしっこはそのままベンギンサンのお腹を外してトイレに流して終了。

ティッシュで拭いて、お手ても洗ってね。

完璧!

1度トイレで出来ると、その後は自分からトイレに行きたい事を伝えてくれる様になったので、間に合わないこともなく日中はパンツで過ごせる様になった。

今までの苦労は何だったんだぁって位、呆気ない終わり。

うんちもその勢いで、座りながら出来るようになっていた。

「自分、オムツで立ってするんで、お構い無く。」と壁に手をついてうーんといきむ姿はもう見られない。

それはそれで、悲しくもある。

トイレトレーニングを終えてみて

🔶面倒くさがらず、規則正しいトイレ時間を確保することが最大のポイント。

🔶トイレに居る時間は5分で区切る。時間よりも頻度を重視する。

🔶初めはおしっこのタイミングを知る為にトイレに行くことを目的とする。

🔶出なくて悔しいのは本人だから、責めない。


思えば、断乳もトイレも終わって見れば、呆気ないものだった。

色々な本を読んだり、ネットで体験談を調べたり、様々な事を試してみたが、まったくその通りに当てはまる事などないのだと分かった。

みんなそれぞれのやり方で、成長に合わせて、達成されていくことなのだと分かった。

だから、焦らずゆっくり、じっくり優しくで良いのだろう。

それが出来る心持ちさへあれば、大丈夫。

子どもは親を見て真似をする。

友達と交流をして覚える。

集団生活をして学ぶ。

出来ないことができる!!は今の息子にとって最大の喜びであり、カッコいい事なのかもしれない。

息子にとって3歳半は、トイレも出来るし、着替えも出来るし、ご飯も食べられる。

「オレ、お兄ちゃんになったから!」そんな時期だね。

ぐんぐん、どんどん成長していくあなたの姿を記録するのに、母は大忙しだよ。




この記事が参加している募集

サポートなんて嬉しすぎます。 ありがとうございます🐤 その気持ちに満たされます。