昼と夜の長さが同じ日に
午前中は、晴れて風が強い春分の日。午後からは一転、嵐のような天気になると予報だったけど、久しぶりに見たいアートへと。
新しく渋谷にできる建物の柿落としのようなものかな、とスクランブルスクエアから外に出て、雨と風が結構すごかった。でも、すぐ着いたからそんなに大変な感じはなく。
場所がよくわからないな。探しながら、ちょっと写真を撮りながら、景色を見ながら。
そして、到着。
動画は撮れないみたいだったので、写真を連続で。
動画の中に車が見えたのを、黒電話で一度質問してから、オブジェクトの中に自分を落とし込んでみる。
そうしたら、電話が2回鳴り。いつのまにか、誰もいない。電話に出てみると。さて さて、と2回声が。
久しぶりに落合さんのアートは、楽しかった。
行きには誰も弾いていなかったピアノ。帰りにはあの、春を思わせるプレリュードを弾いている人が。
あぁ。でもこの曲の持ち主は執念く同じフレーズを毎日押し付けてくる、聲のような音と共鳴しているんだっけ。
そんな音は聴く必要はもう無い。それは、いつも通る道の常緑樹の葉が、白く塗り替えられているのと同じなのだから。