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皮膚炎が教えてくれたこと、セルフワークに夫婦の家事分担。

皮膚炎とセルフケア

私は大人になってからアトピーを発症し、仕事でもプライベートでも難儀した。皮膚の病気がこれほどQOLを下げると思わなかった。今は落ち着いているが、日常生活で色々気を配って過ごしている。疲れが溜まるとぶり返すからだ。

トラウマ治療の一環で内的家族システムのカウンセリングを受けると直後に炎症がす〜っと引く、ということ体験を何度かした。最初は偶然かと思ったが、今ではパーツワークで自分の声に耳を傾けた効果だと確信している。

1週間ほど前にヘルペスが出来て、それに飛び火するように顔に吹き出物が出現。嫌だな、早く治らないかなと思う気持ちとは裏腹に治癒が長引き、もしかして…とパーツワークをセルフでじっくりしてみたら見事に炎症が引いた。私の皮膚炎(アトピー、ヘルペス、吹き出物)は自分の気持ちと向き合ってない時の警告として出てくるのかもしれない。

ようやく引いたヘルペスは皮膚にガッツリと痕跡を残した。その跡を見た夫から「今回のヘルペスはきつかったんだね、頑張ったね」と言われハッとした。
ヘルペスが出た時には「またか…なんで私の体はこうなんだろう」と失望し、治らないヘルペスを見ては「ひつこいな…」と自分の体質にウンザリし、治っても跡になったのを見て「あーあ…」とがっかりしていた。
自分の体を労わるどころか、思い通りにいかない体に失望し腹さえ立てていたのだ。皮膚に深い跡が残るほど暴れていたヘルペスウィルスを治してくれた体。
ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛してます」

自分の体と声に向き合うのはまだ下手だけど、カウンセラーさんの助けを借りながら前に進みます。

TAKEFU届いた♡

国産メーカーtakefu

アトピー発症をきっかけに、身につける衣類は洗濯しやすく肌触りが良いものだけになった。1番のお気に入りが竹からできた竹布だ。抗菌力が高く、肌触りもさらっと心地よい。唯一乾きにくのが難点だが、数を増やせば対応できるので困ってない。普段着としても寝具としても愛用してる。

年を重ねたこともあり、あまり身なりに気を使わなくなっていた。古くなってもそのまま着続けてしまい、中年の不潔感はこうして出来上がるんだな…と自分でも薄っすら感じていた。
パーツワークを始めてからようやく意識が変わり、毎月必ず1枚は新しく新調することにした。新しい洋服が届くと嬉しいし、着ると気持ちもシャキッとする。今日届いたパンツを着て週末は出かけようと思う。
小さな「楽しい・嬉しい」を積み重ねると未来はどんな風に変わるのだろうか。今から楽しみだ。

自分の部屋から掃除する

夫は家事をしない。これは新婚時代から徹底していて、夫にとって掃除は拷問のような苦行らしく、そこまで嫌なら私がすればいっか…と長らく役割を引き受けていた。長年の習慣とは恐ろしいもので、体調を崩し寝込むようになってからも家事は私の役割であり続け、仕事ができなくなっても、なぜか家事だけは這うように起き上がり続けた。今思うと、貯金から変わらず生活費を出し続けてる状態で、わずかに残っている体力を経済的な生命線である仕事より家事に使うという、なんだそりゃ状態。
私が寝込んでも夫は変わらず清潔な家で暮らせ、帰宅すればご飯があり、私を養う必要もなく通常通りの生活が続くわけで、彼はそこに問題すら感じてなかった。習慣と思い込みとは恐ろしい。

この状況をおかしいと気づき始めたのは、3年寝込んだ体調がようやく回復し仕事を再開し始めた頃。「まだ仕事したいけど…ご飯作らないと」と思った時にあれ??と。なんで私がようやく再開した仕事をセーブして、まだ回復途中の体を使って家事をするわけ?と。なんかおかしくない??と。
ここから何かが崩れるように夫婦トラブルが連続し、強固な檻に入っていた私でも気づかざるおえない位の変化が日常に起きた。いつまで経っても気づけない夫婦だったから、見えない力が後押ししてくれたのだと思う。

今までずっと共有スペースと夫の部屋から掃除して、自分の仕事部屋は力尽きて適当、みたいなことが当たり前だったが、今では必ず自分の仕事部屋から掃除し、疲れたなと感じたらそこで終わることも笑
これくらいでよかったんだよな、夫婦生活15年目でようやく気づけた。食事作りに関しても大きく変化があり、楽になり、喧嘩が減った。このことは長くなるのでまた別の機会に書こうと思う。無理ってマイナスでしかないと身に染みる日々。

長くなりました、おしまい。

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