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仕事編 記憶を無くす人との仕事1 note11日目

こんにちは。

今回は仕事編です。

記憶を無くす人との仕事で体験したこと。

いやー、まじでしんどかったよ(;´・ω・)

ホント大変だったから色々対策とったけど、

本人が認めないから全部意味無しでした。

・・・・・

いらすとや ブルーベリー

事件が初めて起きたのはこの日だった。

業務終了後、タイムカードをきってからフルーツの在庫確認をしていた。

今日はブルーベリーのタルトがよく出た。

いつもはショートケーキの方がよく売れるのに今日に限ってブルーベリーのタルト。

朝一番で仕上げた倍の個数をお昼ぐらいに追加で作成。

夕方にも半量で作成したくらいだった。

「またTVなどでブルーベリーの特集でもしたのだろうか?」

などと従業員と話しながら今に至る。

国産ブルーベリーは金額もするし月末近くだったので在庫に大量に乗らないように発注を抑えるように言われていた。

ので、当然前回の発注から少なくしていたので残りが少ない。

まあ全部のケーキで使用する個数を計算してもあと3日分はある。

今日発注すればそれまでには到着するだろう。

そう思いフルーツ屋さんに発注をし帰宅。


次の日、

休みだったスーシェフが朝からご機嫌だ。

休みの日に何か良いことがあったのであろう。

話すことが一番好きなスーシェフ。

案の定昨日のことについて朝からしゃべりっぱなしだった。

ようやく本題の昨日の売り上げと変更点等の申し送り。

私「そういえば昨日はやけにブルーベリータルトが出ましたよ。」

販売員「今まで8ピースしか売れなかったのに、最終的に20ピースぐらい作って完売しましたね。」

後輩「それなら今日は多めに作った方がいいですかね?」

主任販売員「んー、でも祝日の昨日だけだと思うから今日はいつも通りの数で良いと思う。出るようであれば追加のオーダー出しますのでお願いします。

と。

祝日は常連のお客さんより新規のお客さんの方が多い。

残念ながら平日と祝日では客層が全く違い売れる商品も全然違為個数が読めないのである。

この話から昨日居なかった従業員もブルーベリータルトはいつも通りの数で良いと、出たら追加で作ってほしいということが分かる。

ただ一人をのぞいては。


お昼ごろになりフルーツ屋さんの納品がきた。

納品チェックをしていたら店主から話かけられた。

フルーツ店主「そういえばブルーベリーが発注数取れないかもしれないんですよ。いつも取ってる数は生産者さんが取って置いてくれるんだけどそれ以上は無理かもしれないって今日言われちゃいまして...」

私「そうですか。それなら仕方ないですし、最短納品で無理言っているのはこちらなので気になさらないでください。何かわかり次第連絡お願いします。」

と。

欲しい数が手に入らないのは仕方がない。

重要事項なのでその日に居たスタッフ全員に連絡事項として伝えた。

・ブルーベリーがもしかしたら足りなくなる可能性がある。

・ブルーベリーを使用したご予約のケーキもある。

・そのことを踏まえ予め別の場所に予約分のブルーべリーを分けて置いてある。

もちろんスーシェフに一番に伝えて了解は得た。

販売員さん、先輩、後輩にも了解を得たことは伝えたし、何なら先輩と販売員さんにはスーシェフに報告している時に傍に居たので「さっきの話きいてたよ。了解です。」と言われたくらいだ。

そんなこんながあり、用事があり15時ぐらいに上がらせてもらった。


次の日出勤して冷蔵庫を開けて驚愕した。

廃棄の箱にブルーベリーのタルトが大量にあるのだ。

ただ廃棄になっているのならばそこまで驚かないのだが、朝は8ピースしか仕上げていないのに廃棄の箱には13個あるのだ。

売れてしまったら追加で作ることになっていた。

残り1ピースだったとして早い時間帯の追加オーダーが出て

8ピース作る。

残ってしまっても最大9ピースのはず。

計算が合わない....。

昨日居た人で今日出勤なのは私と販売員さんと後輩とスーシェフだ。

スーシェフは社長出勤か?って思うほど来るのが遅い。

(タイムカードをきっている音はするのにそこから30分は絶対に現場に入って来ない。いつもタバコの臭いがするからタバコでも吸っているんだろう。何本も吸っているせいか臭いが凄い。頼むからコックコートでタバコ吸うのは止めてくれ。)

そんなこんなでスーシェフに確認するより販売員さんと後輩に話を聞く方が早い。

後輩「昨日はお客さんも少ないし早上がりしていいよってスーシェフに言われて帰ったので夕方以降のことが分からないんです。」

....まじか。

なんと私が帰った数時間後に後輩は早上がり。

となると後は販売員さんのみ。レジ締や廃棄の確認をしてくれるのは販売員さんだから何か知っているはずだ。

話を聞こうと販売員さんが来るのを待っていると

販売員さん「おはようございまーす。ねえ、昨日信じられないことがあってさ!」

と開口一番に私が聞きたいことを話し始めてくれた。


・・・・・

この後どうなったのか。

少し長くなってしまったので何パートかに分けようかと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回更新時も読んでいただけると嬉しいです。

使用画像:いらすとや 様







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