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射技以外のマナー、ルール?弓の肩入れ

的前に立ち、弓道の楽しさをかみしめているところでしょう。

行射に「射法八節」というルールがあるように、
弓具や道場内にもルール(マナー)があります。

🎯マナーで大切なもの

マナーで大切なことは、基本的に他人が迷惑に思うことをしないということです。
そのほか各道場での慣習やしきたりなどもあるので、指導者や先輩などに教わりましょう。
教えていただくのを待つばかりではなく、指導者や先輩の行動も良く観察して見て覚えましょう。
若手育成のため、指導者や先輩方は、
「常に見られている、参考にされている」
ということを忘れず、常に初心に戻りながら取り組んでいます。

🎯人の弓を無断で肩入れしない

肩入れとは
矢を番えず、弦が耳を越すまで引くこと。
弓に負担がかかりますので自分の弓でも
あまり頻繁にしない方が良いです。

普段の生活もしかり、
人の持ち物に無断でふれることは慎みましょう。
なかでも勝手に「肩入れ」することは絶対にやってはいけません
弦が切れたり、笄(こうがい:竹弓の縦の繊維に対して横の力が加わることにより、割れてしまう状態のこと)など起こしかねません。

カーボン弓、カーボン入り竹弓はそうそう壊れたりはしませんが、
カーボンが入っていない竹弓は持ち主が大切に育ててきた弓ですし
高価なものです。

本人(弓具店も含)の了承があった場合以外は勝手に触らないようにしましょう。
万が一、傷でも負わせてしまったらお詫びのしようがありません。
笄を起こして修理に出しても、元の状態に近づくことはあっても二度と元には戻りません。

🎯まとめ

特に竹弓は手入れ・取り扱いが難しい道具です。
だからこそ日々愛情込めて育てて(調整して)います。
カーボン弓・カーボン入りの竹弓はそんなに狂いは生じませんが、
カーボンが入っていない竹弓は自然に近いものです。
暑いときはへたったり、寒いときはキツく(固く?)なったりと温度管理も大変です。

そんな大切な我が子同然の弓を、
勝手に肩入れをして壊してしまうなんて言語道断!!
持ち主目線で例えていうなら

「大事に育ててきた我が子がちょっと目を離した隙に誘拐され、
無事戻ってはきたものの、大けがを負わされていた」

ような感じです。

そんなことされたら自分だったら絶対に許せません。

稀に高段者の方でも知ってか知らずか、ついついなのか勝手に肩入れする方を見かけます。
持ち主の了承を得ていない場合でしたら、絶対にマネしてはいけません。
今のうちから意識しておきましょう。

あなたの長い弓道人生はまだまだ続くのですから
早いうちに意識しましょう🤗

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