素引きまで行きましたか?弓道。
そろそろ徒手での射法八節もおわり、ゴム弓や素引きまで行かれているでしょう。
素引きとは
弓に矢を番(つが)えずして弦の身を引くことを素引きという。
素引きはこれによって、肩入れをして肩を馴らしたり、弓の強さを知ったり、弓力の何れの部分の剛弱があるかを知って弓の形を踏み定めたり等の目的で行うものである。≪弓道小辞典より≫
🎯素引きの前にゴム弓で形を整える。
これがゴム弓です。
弓に見立てたゴムチューブです。
これを使って徒手をします。
結構キツイです。💦
ですがここで根を上げると弓は引けませんよ🤗🤗
右手親指をゴムの輪に引っかけて(取り掛け)引くのです。
ゴム弓では「離れ」ができます。
八節の「会」のあとの「離れ」です。
安心してください。✋
最初は怖いかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫です。
(人生の半分以上が弓歴の自分は未だ怖くてできないですが💦)
このゴム弓は、上達していっても弓が自けないときや時々射の確認をするときなどに使うのでいずれ「マイゴム弓」があってもいいかもしれないですね。✨
🎯大体射形が整ってきたらいよいよ素引き。
実際に弓の圧力を感じながら引くことができます。
弓を使い射法八節をします。
その際、離れは危険につきしません。(なぜ危険なのかは下で説明)
会に入って離れの段階になったらゆっくり戻します。
最初は弽の代わりにタオルや軍手などを使い、
いつも通り射法八節を行います。
素引きに慣れてくると今度は弽(ゆがけ)をはめて引きます。
弽をはめることを、「弽を挿(さ)す」といいます。
原則として
「正座をして弽を挿す・外す」
「弓射以外の作業を行う際は必ず弽を外す」
ことが基本的な作法です。
弽を挿しての素引きも、離れは弦を戻してから残心(残身)の形をとります。
🈲なぜ危険かというと、矢を番えない離れは弓を破損したり、
一生懸命引いているうちに、弓の中に(引いている弓と弦の間)に自分の体が入ってしまい顔や耳を払う(離した弦があたる)こともあり危険なのです。😥
🎯まとめ
冒頭で説明したように、素引きは主に的前に立つ(矢を番えて放つ)前に肩入れなどをして体を馴らしたりするときにに行い場合が多いです。
なので弓を引き続ける限りずっと行う動作です。💫
ここでしっかりと素引きの仕方を身に付けましょう🏹👍
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