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4月歌会報告
2か月ぶりの更新です。
3月は4年ぶりの九州合同歌会という、かなり大きな大会があったため例会はお休みでした。
その報告もここですればよいものを……ちょっと燃え尽き感があったのと、かなり長くなりそうだったのでサボってしまいました。
五行歌本誌の5月号に詳しいレポートや写真が載っているので、ご興味のある方はそちらでご確認ください。(まだ届いていないので読んでない人←)
4月はその打ち上げも兼ねてランチからスタート。
忘年会で使った某ホテルのイタリアンレストランでした。
メインディッシュを選べたりして本格的。全部美味しかったです!
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ランチのあとは同じ個室にて例会。
今回は14名の参加でした。
個性豊かな作品が揃いました。
まずは1席歌を。(いつもの英さんの画像です)
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これ、4行目までは人のことだと思って読みました。
最終行で本のことだったか!と驚くような作りになっていて、驚きのあとに分かる分かる……と納得してしまいました。
でも、卒業アルバムか何かの背表紙のことで、その中の親友のことを詠ったのでは?という解釈も出てきていました。
作者は、引越のたびに本も処分してきたけれど、どうしても捨てられず残っている大切な本のことを詠んだ、と。まさに「親友」なんですね。
続いて2席と3席です。
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2席歌。
私めのですが、投稿後に失敗に気づきました。
5行目、これだと私の夫が白杖の女の人の手を引いてる景色にならないか?
違う違う、これはご夫婦の微笑ましい姿を私が見ている図です。
点数入れてくださった人の中にも、解釈に迷ったという意見があり、作者の意図が伝わったのは一部の人だけ。
下手したら不倫の歌になるやん、ヤバい!と思い(笑)、本誌の投稿は推敲して出しました。
目の見えない人も、桜の季節には風や光や全てを楽しまれているのですね。
3席歌。
これまた5行目でこの歌の主人公が「苺」だと分かる作りに。
たしかに真っ赤な苺は食べると唇も指も赤く染まったりします。
そんな小さなことをこんなに思わせぶりに書いてしまうところ、さすがのベテランです。しかもどことなく色っぽさも感じる歌になっていますよね。
「唇」「熟んだ」という言葉選びが絶妙なのだと思います。
作者は、官能歌をよく詠むうちの世話人に寄せてみたそうですよ。
騙された人はいたのかどうなのか?(ちなみに私は騙されなかったww)
5月は25日(土)の予定です。
ご興味のある方、見学だけでもぜひ!