2月歌会報告
春のように温かい2月18日、いつもの場所で2月定例歌会がありました。
この日は、歌会の前に3月24日の「春の九州合同五行歌会」の打ち合わせや作業もありましたが、皆さん早々と集まり和気藹々と進めることができました。
まだまだ準備はこれからですが、当日に向けてチームワークよくやっていけそうです。
ご出席の方、楽しみにしていてくださいね。
歌会は、前回見学だった方も参加(投稿)されて、総勢17名。
世話人いわく「何もしなくても増える化け物みたいな歌会」です(笑)!
ではいつものように1席歌から。
稲本さんの写真のトーンが歌にとてもマッチしていると思います。
実はこの歌、かなり以前に作ったままどこにも出さず、パソコンの中に眠っていたものです。
なぜかと言うと、最近新しい歌が全くできないからです、ハイすみません!
それなのに沢山の点を入れていただき嬉しかったです。
まあしかし、老父母、子、孫をテーマにすれば共感を呼びやすいので結構点数は集まりやすいのですよね。
共感して点を入れることは歌会ではよくあります。
今回は出す歌が他になかっただけで、別にそれを狙ったわけではないのですが、共感のみならず歌の内容や気持ちをしっかり読み取っていただいたコメントが多く、さすが我が歌会!と思いました。(自画自賛)
では2・3席です。
2席・馬場歌。
スピードの時代に、あえて車でなく自分の足で歩くことを選ぶ。
それは実際の山での行動だけでなく、おそらく普段の生活や生き方にも通じるのだろう、とても素敵なことだと思う、共感する……などと沢山の票を集めました。
作者は、阿蘇に行ったときにふと歩いてみたくなってそうしてみたところ、車では気がつかなかったであろう道ばたの花や美しい景色に気づくことが出来たのだそう。
とても感動し、歩いたからこそ得られたものがあった喜びを素直に歌にしたと。
3席・韓作。
考え方がポジティブでこんな風に励ましてもらったら誰でも元気が出そう。
発想が素敵。最後の「焼いて食っちまおうぜ」がユーモラスで威勢が良くて好き……などと好評でした。
作者は友人からよく様々な相談や愚痴を寄せられるのだそう。
これもそんな経験から出来た歌で、大事だと思っていた人から裏切られた友人の話を聞いた時にかけた言葉を歌にしたとのこと。
いつも朗らかで明るい作者のお人柄がよく出た1首でした。
今回は、「調理実習室」という初めてのお部屋でした。
そのおかげで(?)世話人しのさん手作りのぜんざいもいただくことが出来ました。美味しかったぁ。
3月24日は久しぶりに九州合同歌会の開催となります。
九州内のみならず、大阪・東京そして遠くは東北からご参加の歌友さんもいて、今からとてもワクワクしています。
九州歌会一同、手ぐすねひいて、いえ、しっかり準備をしてお待ちしています。
どうぞよろしくお願いします。