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大丈夫ですか?その選択。〜エッセンシャル思考〜

選択
みなさんできていますか?

汚れた服を綺麗にする洗濯ではないですよ。
選ぶ方の選択です。

私、実はこれめちゃくちゃ苦手なんですよね。笑

例えば友達と出かけた時。
どこでお昼を食べるかとか、何をしたいかとか。
基本全部相手に合わせます。

自分で決めると、
相手はなんて思っただろうか。
もしかしたら嫌だったんじゃないか。

と色々考えてしまい、気疲れするからです。

だからよく友達に、「〇〇は何考えてるかよく分かんない」って言われます。笑

他にも、やるべき事が分からず、頼まれた仕事を全て引き受けてしまって時間に追われたり。

そんな経験みなさんにもあるのではないでしょうか?

でも、この選択放棄ってすごく怖いんです。

今日はなぜ人間は選択をしなければいけないのかについてお話ししていきたいと思います。


そもそもなぜ、私たちは選択ができなくなってしまうのか。

学習性無力感という言葉を聞いたことはありますか?

ある2匹のネズミに電流を流す実験をします。
しかし、Aのネズミにのみ電流の流れていない部屋を用意して、その場所の存在を認識させます。

そして、いざ電流を流した時。
Aのネズミは電流の流れていない部屋へと逃げました。
しかし、電流から逃げる方法を知らないBのネズミは全く動きませんでした。
電流から逃げる方法を探そうともしなかったのです。

よく、中学生の初めに数学でつまずくと、数学が全く理解できないという生徒がいませんでしたか?

あ〜、自分のことだなぁ。なんて思っている人もいるかもしれませんね。笑

その人はきっと、「何をしても意味がない。」
という学習性無力感に陥っていたのだと思います。

私たちが選択できない理由は、この学習性無力感にあります。
選ぶのが大変だから、数学を投げ出した生徒のように、選択を投げ出すか、全てを引き受けるかのどちらかになるんです。

でも、もし選択を投げ出したら。
学びのチャンスや成長を投げ出しているのではないでしょうか。

また、逆に全てを引き受けたら。
全てが中途半端で終わり、何も成果が出ない。
無駄な事に時間を割き、本当に大切なものが分からなくなってしまうのではないでしょうか。


選択をすることが大切な理由、それは、

選択肢を奪うことができても、選ぶ能力を奪うことは不可能だからです。

選ぶ能力を無くす方法は、ただ本人が手放してしまうことのみです。

私たちは日頃、選択の外側(どんな選択肢があるか)ばかりに目を向けて、選択の内側(選ぶ能力)を見過ごしてきています。

私たちだけにあり、誰にも奪えないもの、それが選ぶ能力です。

最少の時間で最大の成果を得ることをエッセンシャル思考と言います。

エッセンシャル思考の人はこの選ぶ行為がとても上手です。

自分にとってこれは価値あるものだろうか。
もし、この経験を買うとしたらいくら払うだろうか。
と自分に問いかけてみてください。

選択に正しさはありません。

自分のためになる選択をして、あなたもエッセンシャル思考の仲間入りをしましょう!

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