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いつかやりたいは永遠に実現しない。自分の人生を生きるか、他人の人生を生きるか。

仕事大好き人間の渋谷です。
今日は、「働くこと」について改めて考えるというテーマで書きたいと思います。

働くことだけに時間を浪費していた20歳代


私の20代前半の頃というと、昼夜問わず働きまくっていました。

それこそ、日中はティップネスでパーソナルトレーナーとして活動して、夜間の鍼灸専門学校に通って勉強して、深夜はさらに葛西のネットカフェでバイトをして。
仕事に全てを注いでいるような働き方をしてました。

今でも、仕事は大好きで、集中してしまうとずっと仕事をしちゃうタイプです。

しかし、ここで考えてみましょう。
仕事だけに人生のすべてを消費してしまう危険、怖さ」というのは、確実に存在します。

仕事って、時間かければかけるだけ良い成果が出るし、他の仕事にもつながっていくので、楽しいですよね。

そういう連鎖が続くと人生の中で、無意識に仕事が中心になってしまうんです。なので、仕事をし続けてしまう。
しかし、ここで考えなければならないんです。

無意識の仕事が人生の中心になってしまうと、自分の人生が見えなくなってしまいます


もしかしたらその仕事は他の人のために時間を使っているだけかもしれない

私が今一番大切にしている教訓は、「自分の人生を生きているか?」ということです。

仕事って、実際は、自分がやりたいことだけでは無いんですよね。
他の誰かから依頼されて仕事をしたり、他の会社のために仕事をしたり。

これって、改めて考えてみると、自分の人生を生きているというよりは、他の人の人生を歩んでいるような生き方になっているんですよね。

最終的に、他の人の人生を生きることを積み重ねていったとき、自分に何が残るかというと、お金以外にあまりなかったりする。

もちろんお金を稼ぐことも大事なんですけれども、自分の人生です。
あくまで基軸は自分の人生を生きること。これが非常に重要だと考えています。

仕事だけではなく、時間の使い方すべてに言えますが、

「これって、自分のために時間使えているかな?」とか、「自分の人生を歩めているかな?」とか、常に自問してみてください。

そうすると、意外に自分のために時間を使えていることって少なかったことに気づけるんです。


他の人のために時間を使いすぎて、自分の人生を後回しに

以前は、私も全然意識ができていませんでした。

私は、人が喜ぶ顔がすごく好きです。
もともと鍼灸師という仕事をしていたので、まさしく他の人から「ありがとう!」と言われる仕事をしてました。

それこそ他の人のために、時間を使って、時間を使って、時間を使って、いたんですよね。

それはそれですごくやり甲斐のあり、素敵な仕事なんですが、
他の人のために時間を使いすぎて、自分の時間とか、自分の人生というものを置き去りにしてないか?と気づいたことがあったんです。

私は、そのきっかけが、21歳に留学したオーストラリアでした。

自分の人生のため、家族のために、人生を豊かにするために、
時間を使っているオーストラリアの方々の、キラキラしている素敵な雰囲気に魅了されました。
改めて自分の人生を生きないといけないなと感じたんです。

ただただ目の前の仕事に浪費していた生き方から脱却するために、
働き方について設計し直して、それこそキャリアチェンジもして、自分の人生を生きるための時間の使い方を目指すようになったんです。


やりたいことを後回しにしない人生を

後悔しても過去には戻れません。

自分の人生を生きていないと、「あのとき、もっとこうしておけばよかったな。」と、後悔が残ってくるんですよね。そのためにも、自分の人生を常に意識していかないといけない。

なかなか仕事が楽しいと、難しいんですけれどね。

仕事も含めて、自分主体でやりたくてやっているのか?自分の人生を歩めているか?というのを常に意識して、

時には、「やらない」「断る」という選択肢も持って、

「この一年、すごい自分のために動けたな」という一年を刻んでいけるように生きていきたいと思いますし、そのために「働く」という位置づけをしていく必要があるんです。


自分の人生を生きるか、他の人の人生を生きるか

「いつかやりたいな」とか、「ここに時間を使いたいな」とか思うことは、誰にでも少なからずあります。

この「やりたいこと」「大事にしたいこと」こそが自分の人生を生きるために一番大切なことだと思うんです。

「いつか」と思ってしまうと、永遠にそのいつかはやってきません。

どうやったら「今できるか」「今年中にできるか」という思考で考えながら、働くバランスや生き方を考えていくと、自分の生き方というのが少しずつ作れていくんじゃないかなと思います。


日々意識するのは難しいんですけれども、意識をするか、しないかだけでも、大きく違ってきます。

自分の人生もそうですし、うちは子どもも4人いるので、家族の人生についてもそうです。

時間、特に仕事に浪費してしまっていると、いつの間にか子どもたちも成長してしまって、「あれ、ずっと仕事しかしてなかった間に・・。」とか。

そういうところを常に意識して生きてますし、そういう考え方もあるんだなと参考にしてもらえれば嬉しく思います。


この1年も自分の人生が豊かになったという時の刻み方を

自分の人生を生きて、この1年も楽しかったな、満足だな、という1年1年を刻めるようにしていきたいですね。

無理するのが良いことではないです。
自分の人生を生きるために、ゆっくり休む、時間を作ってやりたかった趣味に取り組む、これも大切な選択です。

そのためにも、まずは「自分の人生を生きているかな?」と自問してみてください。

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渋谷雄大|プレゼンとITで誰もが自己実現できる社会へ
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