【街のカケラ#5】 結局日本が良い 魅力的東京スナップ
「良い」という感覚をより具体的に、何が「良い」と感じさせるのか。
結局日本が一番か
私は今までカナダとオーストラリアでワーホリをして計3年間海外で生活し、その他も数ヵ国旅行で行ったことがあります。そこでストリートスナップに没頭するのが好きなのですが、やはり日本が一番良いと感じます。
何が良いのか、思い浮かぶだけ書いてみると
言葉が通じる
ご飯が美味しい
サービスが良い
夜歩ける
風呂がしっかりしている
コンビニが多い
カメラや周辺機器の在庫が豊富
など…。ありきたりなことしか無いかもしれませんが、逆に言えばこれらが充実していない場所が海外にはあるのです。
何が「良い」と感じさせるのか
根底には私が日本人であるがゆえの親近感や慣れがあるのかもしれません。ですが日本にいるときに日本が「良い」と感じているのは事実です。特に私にとって東京でのスナップはとても心を踊らすものを感じます。それが何なのかは明確にはわかりませんが、近代的な建物と下町感が残る古い街並みの調和や日本文化と外国人観光客が一度に目に入るとより強く現れる日本の色など、様々な要因があると思います。
外国を経験したからこそ感じる私なりの日本の「良い」をより明確に理解して、それを写真に落とし込む。そして日本を代表する街東京から写真を通じて日本の「良い」を発信していきたいなと思うようになりました。
写真を続けることで見えてきた新しい視点や目標。始めた頃は見たものを撮るだけでしたが、だんだんと写真に埋め込みたい意識や撮る目的などが心の中で明確化してきて、さらに深く考えるようになりました。
もう一つ東京スナップが好きな理由
個人的にもう一つ東京で写真を撮りたい理由が、撮りたい景色がそこにあるから。
写真はどこでも撮れます。田舎だから撮るものがないということはありませんが、都市風景や市街地に溢れる一瞬の偶然を切り取りたい私にとって大都市は最高のスナップの舞台になります。
今後やりたいことの一つに、日本全国を旅して一番好きなスナップ地を見つけるというのがあるので今後変わるかもしれませんが、今のところ東京に住んでしばらく撮ってみようと思います。
そうすれば先程の何が「良い」と感じさせるのかさらに分かってきて写真にも具体性が出てくるかなと思っています。
自信をもって写真家を名乗れる日まで、目標に向かって写真を撮り続けていく覚悟が改めて芽生えた東京スナップでした。