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長野再訪の旅で気付いた5つのこと

今回の「子ども時代再訪の長野旅」で発見・最確認したことを、5つシェアします。

普段の思考グセや、過去の出来事を肯定的に捉え直す際の、参考になるとうれしいです。

1.土地によって人の趣向は変化する

私は自分のことを、インドア派だと思っていました。
カフェでもテラス席は好きじゃないし、室内派なんだなぁ、と。

でも長野にいたとき、外の空気が美味しくて、湿気もそんなに感じなくて、外にいることがとても心地よく感じましたし、ここだったら子どもを連れて公園に行きたいな〜って思いました。

思い返してみると、長野に住んでいた頃の私はアクティブでした。毎日のように外遊びをしていました。

元からのインドア・アウトドア傾向はあるかもしれないけれど、環境によって変化する部分も大いにあると感じました。

そう言えば、私は普段辛いものを好んで食べたがる方ではないですが、タイに行くと、辛いタイ料理が食べたくなります。
暑い日に食べる辛いものとビール、最高に美味しいです!
これと同じような理屈かな?


2.移動距離とリフレッシュ量は比例する

ここのところ仕事の忙しかった夫が、「長野まで来てよかった。頭の中が切り替わる。」と言っていたのが印象的でした。

かくいう私も、同じでした。

いつもと違う場所で、違う生活をする。これって脳にはすごく刺激で、脳内がリフレッシュしますよね。いっぱいだったメモリのビジー状態が、無くなる感覚です。

遠くに行けば行くほど、文化も変化して脳に刺激となり、リフレッシュになると思います。


3.移動量と見聞量は比例する

普段と違う気候風土に触れることで、見聞が広がると再確認しました。

私はこれまで自分のことを「引っ越しばかりで根無し草みたい」って思っていましたが、違いました。根無し草なのではなく、それだけ子供のうちに見聞を拡げていたのです。

小学校も3つくらい行くと、場所によってずいぶん方言や文化が違うのだと、子どもでもわかります。

前の学校でカッコよかったものが、次の学校ではそうでもなかったり。美醜やカッコよさの基準も、集団によってそれぞれ。

わたしは「何が可愛いもので、何がそうでないのかって、私にはわからないなー」って、大人になるまでよく感じていました。
答えは「私がどう思うか」だけなんですけどね。

そんなことを小学生のうちに薄々理解していた私って、今となっては大変な学びだったと思います(自画自賛。笑)。


4.同じ場所に住み続けなくても良い

私は幼い頃からの引越し習慣からか、数年すると新しい場所へ引越したくなります。

「長く住むことを考えて」と言われたことがありますが、正直、定住し続けることが想像つかないです。

ライフステージはどんどん変化していきますし、先のことはわかりません。
むしろ想像以上の将来を期待しています。

子ども達が大きくなったら広い家に住みたいけれど、小さくて一緒にお出かけできるうちはアクティブに過ごしたい。一方で、子育てももう10数年もすれば終わりが来る。
子育て中それぞれのタイミングで住みたい場所と、夫婦2人で住みたい場所もそれぞれ違う。

だったら、それらをずっと同じ場所で過ごすより、ライフステージに合わせて家や住む場所を変える方が、私はもっと楽しめると感じるのです。

長く住まないことに後ろめたさを感じていましたが、今回の長野旅でやめました。私はこれからも転々とします。

おばあちゃんになって、引っ越しはもうしんどい、これで満足だと感じるまで、世界を拡げ続けます。


5.無価値感、無力感の意味

「根無し草」の感覚と並行して、私はずいぶん長いこと、「無価値感」や「無力感」を感じて来ました。

普段の生活ではあまり自覚することがありませんが、自分について探求すると、よく出てくる問いでした。

「わたしには何もない、中身空っぽの無価値だな」と。

でも、「空っぽ」である理由がわかりました。
それは「新しい価値を生み出していくため」に、私は空っぽなのだ、と。

始めから何かを持っていたら、私は何か創り出す必要がなかった。
無価値だからこそ、新しい価値を創っていくんです。

いろんな土地を転々として、いろんな人に会って、不登校やいろんな経験も重ねて、大きくなってからはパートナーシップを通じて自分に向き合い続け、私は「私オリジナルの見識」を、ずーっと拡げ続けてきた。

そうやって「新しい価値を創る」ために、私は「無価値」でした。
まさに全てが必要な経験でした。


より豊かな未来のために、過去を捉え直そう。

5つの発見の中に、なにか参考になるお話はありましたか?

私のような「無価値感」をお持ちの方。
その「からっぽ」はチャンスです!

小さな頃の思い出の場所を再訪することは、過去について生々しく思い出し、再考するチャンスです。

ぜひその過去を、この先をより豊かに過ごすための材料として、捉え直してみてくださいね!


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