「主体性」を取り戻そう。疲労感が減り、幸福感が上がるライフハック。
自分が偶然に発見した美味しいお店って他人に教えたくないものですが、「これちょっと人に教えたくないかも」と私が思うくらいの、最近発見したライフハックを紹介します。
生活に取り入れてもらっても、もらわなくても、どっちでもいいです(笑)
だって本当は、他人に教えたくないくらいなんですから。
長野旅行で感じた「リア充感」
先日の長野旅行で、私は「ものすごくリア充」って感じたんです。
地図とカメラのアプリを使いまくってたので、スマホのスクリーンタイムが特別短かったわけではないのだけれど、旅行先だったのでSNSを見る機会が格段に減ってました。
アウトプットの精度を上げたい
一方で、私は今後の自己実現やライフプランを考えたときに、もっと「アウトプットの精度を上げたい」と感じていました。
SNSはいつのまにか私の日記代わりになり、日々の記録をするものになり、それらをネット上でお友達とシェアすることが日常の一部になっていました。
しかしそれらは、私の求めるアウトプットのクオリティではないとも感じていました。
「私のしたいアウトプット」を実現することと、長野で感じた「リア充感」には、なにか関連があると感じました。
デジタル・ミニマリスト
そんな矢先、インターネット上で「デジタル・ミニマリスト」というキーワードが目に入り、その言葉が心に残りました。
キーワードをググったところ、こちらの書籍がヒットしたので、早速購入しました。
「現代版あげまん」として「豊かさ」を享受する私にとっては、実は「ミニマリスト」というキーワードはあまり好む言葉ではありません。
結果的に精神的豊かさを目指す点では目的が一致するのですが、「繁栄」より「縮小」をイメージさせるのが私の納得していない点で、同じ理由で、断捨離やミニマリスト的生活にも傾倒しない方です。
そんなキーワードはともかくとして、この本の良い点は「自分の大切にするもののために、主体的にデジタルツールを選ぶ」という観点です。
趣旨についてはこちらの外部記事を参考にして頂き、私自身の発見になった点を、以下にシェアします。
まずは習慣をアンインストール
デジタルツールの利用は習慣化するものなので、急に新しい利用法に変えるよりも、まずは自分の中からこの習慣そのものをアンインストールすることにしました。
5月5日のTwitterを最後に、SNS投稿をやめました。しばらくSNSは良質と感じているこのnoteと、連絡に使うLINEのみにすることにしました。
今日は5月11日なので、ちょうど1週間くらいです。
一昨日、「アウトプットの精度を上げるために、しばらくSNSを離れる」と、SNS友達に心配をかけないようにお知らせを投稿しました。5日ほど離れてみて、「離れること」を継続したくなったからです。
本では30日間のリセット期間を持つように勧めているので、私も30日間をアンインストール期間として考えています。
まだ1週間ですが、最も変化を感じやすい、初めの1週間。
「初期に感じたこと」として、発見したことなどを書いてみます。
手書きの日記を再開
SNSに投稿することをやめたので、日々の記録用に、手書きの日記を採用しました。と言っても、私は高校生の頃から日記を書いてきたので、それが一時デジタル化(SNS化)していたものを、またアナログで再開した感じです。
SNSを利用していても、日々の発見や思考を深めるためのノートを書いていました。これも高校生の頃からの習慣です。なのでノートは、思考用と日記用で2冊になりました。そのうち1本化するかもしれません。
久しぶりに手書きで日記を書いている感想は、「手書きのほうがリアル」だということです。
SNSに書くと、どうしても他者向けの、よそ行きな言葉になります。
でも手書きの日記は自分用なので、表現も選ばずストレートなので、よりリアルです。
疲れを感じにくくなった
びっくりするほど疲れにくくなりました。
余談ですが、私は今次男の幼稚園の送り迎えや、登園の付添い、また、普段学校へ行っていない長男が、たまに登校する際の送り迎えなどもやっています。
息子2人分の送り迎えや登園の付添いなど、聞くだけでも疲れそうなキーワードが並びますが、これくらいでは全く疲れません。
母子登園や母子登校、不登校対応などで疲れないことに関しては、また別なコツがあるので、そのうち別記事で書きますが、以前の私は、夕方にはもっと疲労感がありました。
今は、寝る前に感じるのは、疲労感ではなく「充実感」です。
たいてい子ども達と一緒に寝ていますが、寝る前に簡単に日記を書く余裕もあります。手書き日記は寝る前に書く余裕がない、と思い込んでいましたが、そんなことなかったです。
子ども達が大きくなったこともありますし、日記は寝る前に限らず書きたいときに書いていますが、それでも寝る前にペンを走らせる習慣は、充実感を感じられてとても良いです。
疲労の原因はネットサーフィン?
リラックスタイムにSNSを眺めたり、ネットサーフィンをすることってありませんか?
何も考えずにスマホをぽちぽち。私自身も、これってリラックスだと思っていたんです。
でも思い返すと、休憩の終了時間にどっぷりと疲労感があって、要は「リフレッシュできていない」、結果「休むことの効用」を得られておらず、休めていなかったんです。
スマホぽちぽちのリラックスタイムが終わって、
「あ〜、今度はこのあと、夕飯を作るのか〜!もう疲れたわ〜!」
と、なっていました。
でもその「スマホぽちぽち」をやめたので、休憩タイムはソファに座って本を読んだり、外を歩いたり、ストレッチしたりするようになりました。
すると休憩タイムにリフレッシュして、さて、次にはこれ!という気持ちになるようになりました。
SNSは混み合ったカフェ
1週間SNSを離れて感じたことは、SNSは人がガヤガヤと混み合った、狭い店内のカフェのようなものだということです。
いつまでも情報が完結しない、終わり無く情報が出てくる、あの人がこういった、この人がこういった、これはどうか?と勧めてくる広告が出てきて、そんなに好みでもないBGMが流れ続け、1つの話題が深堀りされるわけではなく、細切れの話題が、際限なく大声で繰り返されます。
どれだけ好みのドリンクが片手にあったとしても、こんな店内でリラックスできるでしょうか?
リラックスと信じていた「何も考えずにやるネットサーフィン」は、実はノイズを受動的に脳内に降らせるだけで、反対にストレスを生むだけの行為でした。
私はもはやSNSを使った情報収集は不要だと感じました。
欲しい情報は自分でキーワード検索をして、能動的に取りに行けば良いのです。
何も考えないことの危うさ
「考えなくていい」という受動性は、「私はこうしたい」という主体性を欠くリスクがあり、前述したネットサーフィンのように、受動的な行為は、どんなものでも人間に疲労感を与えるのだとわかりました。
インターネットがなく、情報が流れっぱなしになることがなかった時代は、情報は自分の手足で取りに行くものだったし、必要な情報を必要な人とだけ、必要なタイミングで受け渡すだけでした。
今は、色んな人と色んな情報をシェアすることができます。
放っておけば受け身になること間違いなし、です。
だからこそ「自分で取りたい情報を取りに行く」この体勢が、現代人の肝です。
子ども達の「自主性」を守る
私はSNSから離れてみるまで、これらのことに気が付きませんでした。
「お母さんも知らなかったんだけど」と前置きして、子ども達にもこの学びを伝えました。
Youtubeやゲームは、無限にやりたくなるように作られていること。
ゲームをやったりYoutubeを観たりすることは悪いことではない、それで学べることもある。
だけど、今「観たい」「やりたい」と思ったその気持は、本当にあなたの気持ちなのかな?そうさせられていないかな?
本当のあなたは、どうしたいと思っているかな?
これらに意識的であることは、低年齢であるほど難しいけれど、本当の意味の「自主性」を育てていくためには、とても大切な問だと思っています。
子供の生活も見直す
改めてゲームやネットを利用する時間を見直し、子ども達と「ゲームやネットとの付き合い方のやくそく」をやり直しました。
ダラダラとYoutubeを見れなくなると、子ども達は正直「ヒマだ」と感じる時間が増えたようで、最初はつらそうでした。
しかし数日で「お手伝いをする!やった分だけお小遣いもほしい」とか、「幼稚園や、数字ひらがなの勉強を頑張るから、ゲームを課金したい」など、彼らなりに「こうしたい」が出てきました。
報酬も求めているけれど、私はこれでいいと思っています。
頑張るモチベーション、大事!
「幸せ」の源泉は「主体性」
子どもも大人も、「自分はこうする、こうしたい」という自主性、主体性で動くことが、幸せを感じる大元です。
これなしでは、一見どれだけ簡単なこと…例えばネットサーフィンですら、疲労の原因になるのです。
自分で幸せを掴み取っていけるように、大人も子どもも「私はこうする」で動いていきましょう!
人生を渡る船の、オールを取り戻す
むやみやたらなネットサーフィンをやめ、だらだらとSNSを眺めることをやめる人が増えると、今私が書いているようなコンテンツを、ただむやみやたらに読む人も減るでしょう。
本当に必要な人には届くもの、だとは思いますが、書き手としてはたくさんの方に読んでもらえたら嬉しいので、やっぱり「安易に他人に教えたくないライフハック」なのでした。笑
だらだら受け取ることをやめるだけで、本当に生活は「リア充」そのものになります。幸福感が増えて、疲労感が減ります。
生活の中の「主体性」、ぜひ見直してみてくださいね。
私も実践し続けてみて、機会があれば、発見をまたこちらに書きます。
更に今回のデジタルツールの見直しは「アウトプットの精度を上げるため」なので、より良いコンテンツを提供できるように、わたし自身も切磋琢磨していきます。
せひ、また今度「主体的に」読みに来てくださいね!
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