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「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる言葉③子どもが伸び悩んでいる時に伝えたいことば

小林公夫さんの
「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる言葉
を読んでいます。

1回目は、「子どもとの適切な接し方」を学ぶ編。
2回目は、「子どもに伝えたいポジティブワード」
3回目の最終回は、子どもが伸び悩んでいる時に伝えたい言葉です。

子どもが伸び悩んでいる時に伝えたいこと

  1. 伸び悩んでいても、プラスの評価になる軸を探す

  2. 子どもの言い訳や都合の良い解釈を批判しない

  3. 前向きに行動できる選択肢を2つ投げかける

  4. ハードルの低い所から手をつけさせる

  5. 休息が必要なときは、休息を肯定する言葉をかける

  6. 過去の失敗ではなく、将来への一歩を意識させる

  7. 他者の良いところを子ども自身に分析させ、自ら解決策を学ばせる

自分で選ばせる→自発的な行動を促す

「もっとゲーム(マイクラ)したい」
「もっとYouTubeみたい!」
と言われたときに、「宿題してからならいいよー」
「明日の用意してからならいいよ」というのですが、

ぜったいに「えー!!両方イヤ」と言われます。

でも、「宿題か明日の用意どっちがいい?」というと
「うーん、明日の用意する」と嫌がらずやります笑。

自分で考えて、自分で選んだことなら、
能動的に行動できるんだなあと実感します。

人の良い所を見つけられる高度な能力

他者の良いところを見出すためには、
洞察力や分析力などの能力が必要(中略)
他者の良いところを見つける訓練をすることは、
高度な能力を身につけることにつながり、少なからずその子の能力を伸ばす

「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる言葉

自分も人も悪いところを見つけるのはカンタンだけど、
良いところは難しいのは、高度な能力が必要だからだったんですね。

うちの子たちも
「〇〇ちゃんが持ってるアレほしい」とか
「〇〇くんのお母さんやさしい」とか

友だちの持ち物とか環境を
うらやましがるだけじゃなく

「〇〇くんは足が速い」とか
「〇〇くんはドッチボール名人だ」とか
下の子はそういうのをよく言っている気がします。
(人の話は聞かないけど、人のことはよく見てるのかも?)

親になると、他の子や他の子のママさんの良い所は
すごくよく見えるんですけどね…

上の子にも、「友だちの良いところってどんなところ?」
って聞いてみたいと思います。

ポジティブワードを伝えるポイント

  • 親子の甘えのフィルターを除く

  • 一段高みに立って子どもを包みこむ

  • 子どもの行動に合理性を求めすぎない

  • わかるための3つの要素のどこでつまづいているのか見極める
    何をすればいいのかわかる)
    どうすればいいのかわかる)
    なぜそうするのかわかる)

  • 今言おうとしている言葉は、本当に子どものためになる言葉なのか?

  • 子どもと一緒にスケジュールを立てる

  • 頑張る=自分が変わること」と認識できるように

  • 勉強は現在の生活を支えているし、未来の価値を作ります

子どもが目標、目的を持つように周りの大人が仕向けて、子ども自身がその目標、目的に対して答えを出すことを理解したら、実はあとはもう子ども自身が自ら進んでいくのです。「『勉強しろ』と言わずに子どもを勉強させる」とは、まさにこのことです。

「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる言葉

長くなってしまったので、ここまでで。
ここまでで、まだこの本の半分くらいしか紹介できてません。

後半は「(中学)受験に向けてのお話」ですが、
うちは親子ともに、そこまで至っておらず
「そこまでは、無理…」と思ったのですが、

ご興味のある方は、続きもぜひ!

ちなみに私は図書館で借りたのですが
(思ったより内容が濃くて読むのに時間がかかり…貸出延長しました)

時々見返したい本だったので、
購入して読み返そう!と思ったら
書籍版はもう売っていないのですね。

電子書籍はあります。
Kindle Unlimited加入してたら無料のようです)

私は、電子書籍苦手なので、
メルカリで買いました。

「『勉強しろ』と言わずに子供を勉強させる法」
はまだ売っていて、
こちらもおもしろかったですが、(図書館で借りた)
個人的には「言葉」編の方が具体的で読みやすい気がします。

「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させるには

「親が子ども以上に勉強する必要がある」

というのが最終的な感想です。
この本には、そんなこと
どこにも書いてないんですが。

「こどものために親も勉強する」
と思うとしんどいけど、
「一緒に学ぶ、こどもに成長させてもらう。(少しずつでいいから)」
と思えたら、素敵だなと思いました。

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