モノがありふれた環境に感謝
とある本の冒頭箇所。
昔はどれだけ役に立つモノをたくさん生産する事ができるかが美徳とされてきた。
産業革命以降、大きな工場で流れるように同じものを生産し、多額の広告費をかけて宣伝する。
多額の広告費がかけれない人や、大きな工場を持てない者達はどれだけ技術が優れていても、敗者とされてきた。
モノの過剰生産による暴力だろうか。
これに対し、現在はモノが飽和している。
移動が不便に感じたことはないし、勉学においてもスマホがあれば簡単に学習ができる。
「ある事があたりまえ」の世の中において、
問題解決力を優秀としていたのはすでに昔のこと。
問題を見つけ出すことがより重要になってくる。
一人前になるまで長期間の修行を積むことよりは、さまざまな事に好奇心を湧かせ、常にチャレンジしていくことのピュアさが求められる。
思考力よりも直感力。
計画を練って行動するよりも、とりあえず行動し、その都度方向を定めていく。
VUCA時代に負けないように。
とある本の冒頭部分でした。