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考えることは要素分解すること。
こんばんは、ゆうです。
仕事に対する考え方にフォーカスした本を読みました。
「40歳でGAFAの部長に転職した僕が
20代で学んだ仕事に対する考え方」
著 寺澤 伸洋
写真はお借りしました。
簡潔にまとめれば、ロジカルな考え方や課題解決のコツが分かり易く書かれています。
タイトルに書いてあるGAFAに目が行ってしまい、これを読めばGAFAに入れるという訳ではありません。
それでは、内容に入りますが、僕的に簡単にまとめます。
「考える」とは、高い視点から全体像を見て、関連する項目に要素分解していくことです。
1.思考、捉え方に関して
ある事柄に関して、深く掘り下げる前に、まずは思考を横に広げることから始めます。
ここでオッと思ったポイントとしては、考えることに関して最初は横に広げる必要があるということです。
ついつい考えることを意識すると、僕はじっくり深く考えてしまう癖がある。
それを筆者は横に広げる、すなわち視野を広げると言っています。
広げるという観点から、意識することが3つあります。
それは、視野、視座、視点の3つです。
この話、「ハック思考」にも言葉は変わってるけど、似たようなニュアンスがありますね。
「魚の目」、「鳥の目」、「虫の目」みたいな感じでしょうか。
事柄に関して、流れを見る、上から見る、多面的に見るということです。
自分の考えだけだと狭くなってしまう恐れがあります。
2.考えるフレーム
ここからより具体的にフレーム立てて、考えるについてまとめます。
①水平思考
②垂直思考
③思考の高さを変える
④時系列を考える
ステップはこの4つです。
①は視野を広げることにつながると思いました。
例えば、「速く走るには?」というテーマを考えましょう。
人間だけでなく、チーターならどうだろうか、とか横に広げてみるということですね。
②は漏れと重複を意識することです。
ロジカルシンキングを勉強すると必ずMECEが出てきます。
ぬけ無く、カブリ無くということです。
人間をMECEのフレームワークに当てはめると、性別や年齢などで分けることが出来ますね。
③は視座に繋がっています。
会社のポジションを例に挙げると分かり易いです。
新卒の人が考えるアイデアと、社長が考えるアイデアは違うという訳です。
④は、少しわかり辛いかもしれませんが、過去・未来の視点を気にすることが大切です。
これは僕もあまり理解できてないのだが、コロナの前後を意識すると、今までのことが全く通用しないパターンもあるのかなと言った所でしょうか。
この①~④を一度行うだけでなく、繰り返しでやることで効果ありなのです!
今回紹介した1,2はたくさんあるポイントのたった2つだけですが、非常に参考になったので、まとめました。
興味ある方は、kindle unlimited会員だと無料で読めるので是非。