映画感想「レニングラード・カウボーイズ・ゴーアメリカ」奇抜なバンドのロックと哀愁の旅🥳
「ダサすぎて逆にカッコいい!?奇才カウリスマキが描くロックな珍道中!」
1. あらすじ
映画「レニングラード・カウボーイズ・ゴーアメリカ」は、フィンランドの風変わりなロックバンド「レニングラード・カウボーイズ」が、アメリカで成功を掴もうと奮闘する物語です。監督は独特のオフビートなスタイルで知られるフィンランドの奇才アキ・カウリスマキ。故郷での評価は散々なバンドが、「アメリカならいける!」と意気込み、はるばるアメリカに渡りますが、旅はトラブル続きで波乱の連続。奇妙な髪型とファッションセンスを誇る彼らは、アメリカの地でどんな経験をし、何を見つけるのか?シュールな笑いと少しの哀愁が絶妙に交錯する、ロックな旅が始まります。
2. 感想
「レニングラード・カウボーイズ・ゴーアメリカ」は、アキ・カウリスマキ監督ならではの“静かだけど癖になる”オフビートな空気が漂う作品です!初めて観た人には「これってギャグ?真面目?」と戸惑わせるような独特のテンポ。台詞が少なく、登場人物たちの間の無言の時間が多いんですが、それが妙にシュールで、気づくと引き込まれてしまいます。
特にバンドメンバーたちのキャラが濃すぎて面白い!彼らのリーゼントとサングラスという一貫したスタイルがまた強烈で、どんなシーンでも無表情で突き進む姿が逆に笑えます。アメリカの広大な景色と、彼らのダサさ全開のファッションが対照的で、風景自体が「静かにボケている」ような面白さがあるんです。カウリスマキ監督は、とにかく余分なものをそぎ落としたシンプルな演出が特徴で、無駄をそぎ落とした笑いがじわじわきます。
音楽もこの映画の重要なエッセンスです!彼らの演奏するロックやポップスは妙にカッコよく、不器用だけど一生懸命な感じが、逆に応援したくなるんですよね。場面によってはその音楽が無駄にカッコよく聴こえてしまうところも、作品のクセになるポイントです。カウリスマキ監督の独特なテンポで、観終わった後に「あれ、もう一回観たいかも?」と思わせる、なんとも不思議な映画体験です。
3. 見どころ
ポイント1: ダサさ全開のキャラクターたち
無駄に尖ったリーゼントと表情ひとつ変えないバンドメンバーが最高。特にリーダー役の俳優(マッティ・ペロンパー)の冷静かつ無表情な演技が笑いを誘い、その無表情さが逆に親しみやすさを生んでいます。
ポイント2: アメリカ風景とオフビートな演出の妙
広大なアメリカの風景と、彼らの異様なファッションの対比がシュール!ロケ地をゆったりと見せるカウリスマキ監督のカメラワークも見どころで、その独特な間や空気が、この映画に不思議な魅力を与えています。
ポイント3: 哀愁を帯びた音楽と憎めないキャラの成長
バンドの演奏は、どこか心に残る曲ばかり。ラストの方になると彼らのひたむきさがにじみ出てきて、応援したくなる気持ちが湧きます。アキ・カウリスマキ監督の淡々とした視点が、ユーモアと切なさを同時に引き出しています。
4. こんな人におすすめ
クセになるオフビートな作品が好きな人へ
カウリスマキ監督の独特な間や台詞の少なさが楽しめる人、シュールでオフビートな映画にピンと来る人には絶対にハマります。派手さは一切ないですが、見終わるとじわじわと「なんだかまた観たい」と感じさせる、まさにクセになる一本。独特の笑いと哀愁が漂うこの映画で、奇妙なロックバンドの冒険にどっぷりハマってください!
作品データ
作品タイトル(原題または英題): レニングラード・カウボーイズ・ゴーアメリカ(Leningrad Cowboys Go America)
監督: アキ・カウリスマキ
脚本: アキ・カウリスマキ
出演: マッティ・ペロンパー、カリ・ヴァーナネン、サク・クーシスト、サリ・ハーヴィカイネン、ハイッキ・コイヴラ
ジャンル: コメディ、ロードムービー
公開年: 1989年
上映時間: 79分
製作国: フィンランド
配給: フィンランド映画財団
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