A sense of ownershipを持って仕事する

気持ちの整理がうまくつかない。

担当を外されるという経験がこれだけ長く生きていればもちろんある。高校の演劇部で役を降ろされたこともあれば、最初に勤めたバイト先で接客が下手だからと(今は自信あり)ホールから外されたこともあれば、上司とソリが合わずに部署移動を命じられたこともある。色々あるさ。

私は今月から担当国が変わる。これは人事的な問題で初めから決まっていたことで、前々から通知もされていたし、別に私が悪いわけではない。そんなことは分かってる。それでもモヤモヤするのは、中途半端なところで不可抗力で手放さなければならないからなのだと思う。

なんか悔しい。

こういう時に「しょうがないよね」と平気で言える人間だと楽なんだろうけど、そうはなりたくないと思った。悔しいとか理不尽だとか、そういう感情をなくしたら、何を原動力に行動するのかと思う。何クソ根性で突き動かされる私としては必要な感情である。

そしてつくづく思ったのが、この短期間であっても私はこの国のプロジェクトに本気で向き合って頑張ってきたんだということ。だから悔しいんだと。本気でやったからこそ湧く感情。

Ownershipを持って仕事に取り組む。日本語だとなんだ?自分ごととして取り組む?私日本語よく分からん(笑)悪く言えば感情移入しすぎる。のめりこむ。しょっちゅうバーンアウトこと燃え尽きを起こす。それが私の仕事のやり方なのだ。

自分が育てた、作り上げたものを、手放したくないのに誰かに譲らなければならない、どう考えても理不尽である。だから私の感情正しい。

そんなわけで、爪痕残そう作戦として外部関係者に個別にお世話になりましたメールを書く。雛形作りつつ、それぞれの人へ向けて書いた。ほら、今暇だから。ぽつりぽつりとお返事をいただき、ちゃんとこの人たちの中に残ってることを感じた。どんなエピソードであってもそれは嬉しいものである。

モヤモヤはもちろん全て払拭されないけど、こうやって少しずつ自分の中に落とし込んでいくしかない。できることをやる、それしかないのだ。

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