20230223 荒地の家族 感想
普段全く小説など読まない人間だが、今回「荒地の家族」を買って読んでみた。足が痛くて外に出られないからというのもあったが、何より東日本大震災を扱っている小説ということで前々から気になっていた。
結論から言うと、全く救いようのない展開だった。それが起承転結を帯びることなく、東日本大震災を「転」として登場人物のその後が「結」としていた内容がほとんどだった。故に、映画を見た後のような充実感は無く、「あれ?これで終わり?」と拍子抜けしまった。読む人は選びそうだと感じる。
私は20年