慈愛占易(古書)
皆さまこんにちは。由婆仙です。
昨日より7月に入り、雨と気温が増す日々ですね。こんな日は本の整理でもするにかぎります。
私の本棚にある古本は癖の強いものが多いのですが、中でもこの本『慈愛易占』は好きな本です。
内容は相術がメインで、顔の相や手相などのことが詳しく掲載されています。
しかしこれが、時代もあるのでしょうがなかなかにスパイスの効いた文章なのです。
唇の癖や形、黒子などでここまで色々言われるものなのか…となかなかのバッサリ加減です。人の見た目でレッテルをはるような行為は良くないと思います。特に現代ではルッキズムとして好まれない内容でしょう。
また、かなり古い中国の書を昭和三年に訳したものなので、この当時の訳者すら男尊女卑を感じるほどの内容です。
もし読む機会があれば、このいかにも現代的でない、不謹慎にもほどがある内容が、当たり前に受け入れられるような時代があったということで割りきって、ひとつのエンターテイメントとして楽しむことをおすすめします。(まあどんな古書もそうなのですが…)
いずれ、私なりに噛み砕いて、例えばコンプレックスだった所が好きになれるような相術をご紹介できたら良いなと思っています。
さ、本棚の整理に戻るとしますかね。
それではまた。