リターンズ6話 ネタバレ考察&感想その3~ツッコミ
3:02~ 本社のシーン。牧(林遣都)とマロ(金子大地)とちず(内田理央)が打ち合わせを終了させて、バレンタインデーのチョコレートの話になる。3:25に牧がつぶやく「蝶子のチョコ」というダジャレにはみんな無視で笑ってしまう。
4:07~ 営業所のシーン。和泉(井浦新)が春田(田中圭)を隣席からじーっと見つめる。春田は視線を感じて和泉に声をかけるが、和泉はすぐに気づかないほどボーッとしている。
その様子を見ていた荒井舞香(伊藤修子)が春田を呼び、和泉の様子が最近おかしいことを告げ、「なんでもすっきり天空相談室」なるパンフレットを渡す。
5:11~ 結婚式の打ち合わせで牧を公園のベンチで待つ春田のシーン。
牧からメッセージが来て「ジーニアス会議が長引いているから、打ち合わせに先に向かってて」とある。
ジーニアス会議!劇場版のGenius7みたいなのものはまだ天空不動産に残ってるのだろうか。
5:50~ 近くを通りかかっていた武蔵(吉田鋼太郎)と春田が偶然出会う。
打ち合わせに武蔵を連れていってしまう春田。これはあんまり良くないなぁ。
武蔵は見積もりを見ながら披露宴の内容まで変えてしまう。
ファーストバイトは同性同士で二人なら大きなフォークで食べさせあっても楽しいだろう。それをカットしてしまう。
二人ともバリバリ働いているから多少予算が増えるのは問題ないかもしれないが、予算のために装飾を二人でやるのは時間的な制約が大きくなる。
ただでさえ牧は打ち合わせに来られないほど忙しいのに。
7:20~ 「二人の結婚式なのに他人の俺が口出しをすべきではないと思うんだが…」
いや、めっちゃ口出ししてましたね。しかも忙しい二人には大変な方向に。
牧が打ち合わせに来なかったことを苦く思う春田に対し、牧は仕事が忙しいから仕方がないし責めちゃダメだぞと言う武蔵。
そこは正論なんかーいと突っ込みたくなった。
8:29~ 帰宅し鍵を開けようとする春田にぴったりつく菊様(三浦翔平)が春田に声をかける。春田の驚きももっとも。
「秋斗(田中圭/二役)になって頂きたいんです」
和泉の枕元に立って、こう強く言ってほしいそうだ。
「俺のことはもう忘れろ。復讐ももうやめろ」
この6話冒頭で和泉が好きになったのは春田だと言っていてごまかしてはいたが、なぜここでこのお願い?
そう思ったが、この6話放送前の和泉役の井浦新のXのポストをふと思い出した。
まだ復讐が続いているのなら、菊様の言動には意味が見出だせる。
このポストには脚本を手がける徳尾浩司氏も驚いて引用しているので、井浦新のポストは制作サイドの意思ではないのだろう。
突然の秋斗変身のこのシーンは役者としても、アナザーストーリーがないとつながらないと思ったのではないか。
少なくともこの春田の秋斗変身は本編だけでは脈略がないように見えた。
4話の警察学校編は決して嫌いではないが、春田と牧の結婚式がメインのこの6話には相応しくない内容だったと言わざるを得ない。結局和泉には春田だとばれてしまったし。
せめて他の話で入れればよかったのになぁ。
→4に続く。
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