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阿加流姫逍遥

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垂仁天皇の頃、日本にやってきた姫。もとは新羅にいたが出身は倭国だと言う。その姫の伝説を追っていきます。
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記事一覧

亡き女王に捧げる鎮魂歌

阿加流姫逍遙シリーズの目的は、お遍路のすすめの徳島編で妄想爆発しそうなので、あらかじめ説…

Yuba
1日前

鴨はどこから来たのか

昨日本当にそうなの!? みたいな珍説を披露したのでついて行けてない人もいるのかも(笑) …

Yuba
2日前

天の下照らす姫

出雲神話には下照姫という女神がいる。 大国主の娘にして、高天原の神天稚彦の妻である太陽神…

Yuba
3日前

淡嶋の神

少彦名はまたの名を粟島明神と言う。 粟の穂に弾かれて去ったからだ。 粟の穂を阿波の地に去っ…

Yuba
4日前

美保の崎に神は来る

話を伊加里姫まで戻そう。 伊加里姫は別名を豊水富(とよみほ)と言う。 丹波にはミホの神の伝…

Yuba
5日前

海の向こうの神話

丹生都比売神社で、稚日女、大宜都比売、高野御子と阿加流姫の間に何か線が見えてきた気がする…

Yuba
7日前

高野山の守り神

丹生都比売神社に行くには、大阪なんばから南海線で橋本駅まで行くのが近いだろうか。 金峯山寺の蔵王権現のご開帳(この記事もそのうち書きたい。特別ご開帳期間に出来るだけ行きたいので春秋のご開帳期間に合わせて奈良に行き続けている。今年は四国があるので断念したが)を見に行った後に行ったのでえらく時間がかかって大変だったが、高野山に行くつもりで行くと案外早く着くかもしれない。 橋本からはJRに乗り換え、笠田まで行く。笠田からは1時間半おきにコミュニティバスが出ているので、バスの時間に

水底に光るもの

色々議論があるところの海部氏系図だけれど、特に宝賀寿男さんなどは大変批判しておられる。 …

Yuba
9日前
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比治の真名井に降りた天女

日出の真那井には行けてないので詳細わからず。 どちらが先なのか。 何の話か、ってヒジのマ…

Yuba
10日前
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をとめの胸鉏とらして

舞台は一転出雲へ! 香春神社と宇佐八幡に漂う出雲のにおい。出雲に何かヒントがあるかもしれ…

Yuba
11日前
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あらためて宇佐という場所

宇佐というのは洒落でなくて胡散臭い。 宇佐神託事件のイメージが悪いし、道鏡と八幡大菩薩の…

Yuba
13日前
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邪馬台国までの道を辿る②

ぶっちゃけ、魏志倭人伝をよく読んだことはないけど邪馬台国が好きって人、結構いるのでは!?…

Yuba
2週間前
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邪馬台国までの道を辿る①

邪馬台国が今になるまでどこなのか確定されないのは、その記述の通りに進むと日本国内を飛び抜…

Yuba
2週間前
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邪馬台国諸説いろいろ

何しろ流されやすく影響されやすい性格なので、読んだ本に影響されて、私の中で邪馬台国はどこかと言うのはコロコロ変わっている。 邪馬台国畿内説日本人はまず畿内説を支持すると思う。 だって、大和朝廷と邪馬台国って名前が似てるし、日本の中心は近畿だったのだから、そこに邪馬台国があったと考えるのは自然じゃない? 何でも、日本書紀には卑弥呼らしき人物も出て来るし (神功皇后)、古事記にも卑弥呼っぽい人物が出て来るらしい!(倭迹迹日百襲姫) 高校くらいまでは疑うこともなく畿内説だった