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台所通信Vol.38 2014年12月号 なべっこ遠足

Vol.38 2014年12月号です。

豚汁が食べたくなりました

「なべっこ遠足の話」
私が小学生のころは学校行事で「芋煮会」がありました。方部ごとに縦割り班が組まれ、上級生と下級生がごっちゃになって豚汁を作りました。食材を持ち寄って、火を起こして、大きな鍋でグツグツ煮込んで。保護者も積極的に関わり地域一体となった楽しい行事でした。私の子どもたちの時は芋煮会はありませんでした。理由は分かりませんがこれも時代の流れでしょうか。秋田では芋煮会を「なべっこ遠足」というのですね。なんだかかわいい名前です。

「りんごの効用」
1日一個のりんごは医者を遠ざける。有名な言葉ですよね。美味しくてかわいくて健康にも良い果物、それがりんごです。季節になったらたくさん食べて健康に過ごしたいものです。


秋冬はいただきもの三昧

「この頃思うこと」
毎年、父母のふるさとの親族からたくさんの恵みの品をいただいています。子供のころはわからなかったけれど、両親ともに7人兄妹の末っ子なので「末っ子かわいいマジック」がどうやら50年も続いているようです。(もちろんそれだけではありませんが)ありがたいの極みでございます。私たちが栄養豊富に健康に育ったのもさまざまな人の支えがあってこそだったのだと、大人になって痛感しています。そしてその関係性を維持できる父母は当たり前のようで実はすごいのでは?とも思いました。