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台所通信Vol.42 2015年4月号 福島県を一周

Vol.42 2015年4月号です。この号も父が作りました。

庭の除染が済みました

「関心事」
震災から数年経ちましたが、県内全域の除染作業が続いていました。庭の草花を除染で削られてしまって、悔やんでいるようです。ちなみに私の自宅の庭は草ぼうぼうの荒れ放題だったので、除染でさっぱりきれいにしてもらって嬉しかったです。
2015年、福島県ではJRと地域が共同で行う大型観光キャンペーンが開催していました。当時のキャッチコピーは「福が満開、ふくのしま」。あちこちでこのコピーが掲げられ、イベントなどで賑わいを見せていました。
来年、震災15年の節目に再び福島での大型観光キャンペーンが始まるそうです。今度のコピーは「しあわせの風ふくしま」。福島に来て、どんなかぜを感じられるのでしょうか。ぜひ、しあわせ〜な気分になっていただきたいものです。


お弁当をつくったり旅行したり

「何だかなぁ〜」
なんだか愚痴っぽい内容です。お弁当や家事に対するモチベーションが下がっているようですね。たしかに、なんでも当たり前って思われるのってたまに虚しくなります。その気持ちを切り替えるために「終活」に精を出すという結論(笑)。なまはげの画像が面白くて好き。10年前からこの感じでしたか〜。今も、この感じです。老い、食事、終活。この先変わらず追い求める、一生の課題かもしれません。10年後も同じだと思っています。

「福島県を一周」
実際には半周。震災から4年。父と母は原発や津波の被害が大きかった浜通りへ旅行へ行きました。私たちの暮らす内陸の県南地域とは全く違う状況を、自分の目で確かめたかったのでしょう。この時期にしか出会えない光景をたくさん見つけて帰ってきました。