【4歳はじめてのヘアドネーション】もったいなくて切れなかった娘の長い髪
こんにちは。1児の女の子のママです。
先日、産まれた時から4年間伸ばしていた娘の髪を、親子ともに、幸せな気持ちで切ることができました。
長く伸びた髪がもったいなくて切れない!
娘は産まれた瞬間から、髪の毛がフサフサでした。
前髪は何度も切っていましたが、毛先を整える程度で、4歳になってもずっと伸ばしていました。
娘も、エルサにして~。ラプンツェルみたいに長くする~と言うので、あまり気にせず伸ばしていました。
いつの間にか、娘の髪の毛は、腰くらいまで伸び、周りから、「髪の毛伸びすぎてるから、切ったら?」と。
確かに、ドライヤーで乾かすのも時間がかかり、毎朝髪を結ばないといけない。園でも、先生が毎回可愛くアレンジして髪を結んでくれているが、たくさんの生徒がいる中、大変なのは間違いない。
でも、せっかく赤ちゃんの時から伸ばした髪の毛を切るのは、もったいない!
娘が嫌がっているのではなく、私が嫌なのです。
娘が産まれた時から4年かかって伸びた長い髪を切ってしまうと思うと、何かこの世の終わりのような気持ちになる。でも、ずっと伸ばし続けるわけにもいかない。
「もし、次の休みの日に、予約が取れたら切る」と、意を決して美容院へ連絡すると「その日は予約がいっぱいです」
ホッとしている私。
結局、娘の髪は切らずに、日々を過ごしていました。
そんなある日、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動があり、そこに髪の毛を寄付できることを知りました。
この世の終わりのように感じていた私の執着心が、スーッとなくなったのを感じました。
娘の髪の毛が誰かのために役に立つ!
ヘアドネーション
ヘアドネーションとは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動。
髪の毛の寄付には、基本的に31㎝以上の長さが必要ですが、「つな髪プロジェクト」では、15㎝以上でも寄付を受け付けているとのことで、娘も条件をクリアできます。
娘に、病気で髪の毛が伸ばせない子供がいてることと、娘の長い髪をその子たちにプレゼントできることを話してみました。
「私の髪、プレゼントしたい」
娘からの言葉を受け、長かった髪の毛を、旦那がそんなに短くしたの!!とビックリするくらい、バッサリ切りました。
美容院の経験は、娘の将来の夢候補にはいりました。長い時間座ってられるか心配もしましたが、自分の髪の毛が切られていくのを楽しそうに見ていました。
可愛くヘアアレンジはできなくなりましたが、毎日時間がかかって大変だったドライヤー時間が短縮でき、イメチェンした娘は、園でみんなに可愛いと言ってもらえて嬉しそうにしていました。そして、娘に誰かのための優しさを伝えるきっかけにもなりました。
まとめ
私のように、娘の伸びた髪に執着し、切れずにいる方もいらっしゃると思います。
そんな時に少しでも参考になれば幸いです。
ただ捨てられるだけの髪に、新しい命が宿り、ウィッグになって誰かのためになるって素敵なことですよね。
病気の子供たちが、笑顔あふれる毎日を過ごせるように願っています。
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