見出し画像

#16 ケガとともに生きる

今回のFOOTBALLISTA4月号は、【特集 ケガとともに生きる】
大変興味深い題のため、Kindleにて即購入。

内容は、世界で活躍するサッカー選手のケガとの関わり方について20の物語を取り上げており、その他にもサッカーにおける傷害の予防・治療の最新事情についても様々な観点からまとめられていました。

ケガとの関わりについては、逆境を乗り越えて再び活躍している選手もいれば、何度も繰り返すケガに悩まされながらプレーを続ける選手や、ケガがきっかけで引退する選手など、様々な状況の選手についてインタビューを含めて紹介されています。

ポジティブにケガと向き合う選手もいれば、現実を受け入れにくい状況の選手の心境も綴られており、現場で働く人間としてはかなりリアルな内容で、うんうんと頷きながら一気に読んでしまいました。

メンタルとの関わり

全体の記事を通して、ケガが起こってしまう原因、あるいは回復が早まる要因として、メンタル面が大きく関与しているのではないか?という視点が多かったように思います。

サッカーにおいても、それ以外のことでも、ネガティブな感情を持っている選手が結果的にはケガをしてしまったりする可能性が高いのではないか?といった視点の記事があり、大変興味深かったです。

実際に現場では選手全員がモチベーション高く、積極的にトレーニングに取り組むことが出来ているかといったらそうではありません。
様々な環境や立ち位置の選手がいて、それぞれが異なる悩みや希望をもっています。

ポジティブに!ではなく捉え方

そんな中、私がサッカー選手と仕事をするようになって、というかきっとスポーツ選手に共通する心持ちとして関心していることがあります。

それは、自分のスポーツ選手としてのネガティブな要素(走るのが遅い、キックの精度が悪い、持久力がない、など)を、伸びしろと捉えられることです。

もちろん、そう言って現実から目を背けているだけでは良くありませんが、この伸びしろと捉えられる考え方はとても良い。

そう捉えられるだけでワクワクしますよね。

成長に年齢は関係ありません。
伸びしろ=可能性
自分の可能性を信じ、ワクワクを行動に移して、新たな自分を見つけていけるようになれたら楽しいですね。

そこに自分はどのような視点から貢献することができるのか。

そんなことを考えさせられる内容でした。
コーチやトレーナーの方はお時間あればぜひ読んでみてくださいね。


いいなと思ったら応援しよう!