経絡治療7つの魅力
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記事開いていただきありがとうございます。ゆーのすけです。
最近の私の連載ではこれまで、十二経絡+任脈・督脈の流注(経絡の流れ)一通りみてきました。
ほんとは次は奇経の流注やっていこうと思ってたのですが、奇経を私の中で落とし込めてるとはいえないので、また後々にしたいと思いました。
今回は初心に帰りまして、経絡治療の魅力について書いていきたいと思います。
私のHAMT初回記事でも、経絡治療の価値について言及していますのでこちらも合わせて是非!
もし記事を読んで「経絡治療」を実際受けてみたいという方は、是非私のところ気軽に受けにきてください。
都内の方ならハリトヒト。鍼灸院がおすすめです
フレンドリーコースと称して、鍼灸学生や鍼灸師さんウェルカムなコースもあります。私は月曜にいます。
さて、本題に入っていきます。
① 病の根本にアプローチできる
さて1つ目から、病の根本なんてなんのこと言ってるんだとか言われそうですが。笑
これは西洋医学と異なる東洋医学における、重要な治療コンセプトだと思います。
とくに経絡治療では、すべての疾患は五臓の精気の虚から起こる。と考えています。
病の根本には五臓の精気の虚があるというコンセプトです。
よって、経絡治療では、五臓の内どの臓に異常を示しているかを見極め、その精気の虚を補う、ということが、病の根本にアプローチしていることになります。
経絡治療では、治療のアプローチが二段構えになっていて、本治法と標治法と呼ばれます。このうち、本治法が病の根本にアプローチする方法になります。
本治法を具体的に言えば、脈診で証を立て選経し、六十九難配穴で補法をする、というのが教科書的に言われることです。
(しかし実際はそんな単純なことではないですが)
実臨床上のメリットでは、本治法がしっかりハマると、全身的に症状が軽減し、軽い症状なら消失するくらいになります。
術者としても、患者さんの病の根本が改善しているような感覚が得られます。
本治法がしっかりハマるとはどうやってわかるのかについては以前記事にまとめてありますのでご参照ください。
② 患者さんへの負担が少ない
現代の経絡治療では、細い鍼が主に使用される場合多く、軽微で、痛くなく、心地よい刺激で施術できるため、患者さんの身体的、精神的な負担が少ないです。
また、経絡へのアプローチは、浅い刺鍼でも効果を出せるため、痛みや不快感を最小限に抑えられます。
私も、臨床で使う鍼の9割は、「02番(0.12mm)1寸」というかなり細い鍼を浅めの深さで使用しています。
痛みはほぼ感じないほどで治療ができていて、患者さんに結構喜ばれます。
やはり特に鍼初めて受ける方は、鍼が痛いかどうか気にするので、切皮で痛くなる可能性をなるべく下げることは大事かと思います。
さらに、上述の本治法をおこなうことで、局所への鍼数も減らせるので、その意味でも負担は少なくなるでしょう。
③ 多様な症状や体質に対応できる
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